張本智和(23=トヨタ自動車)篠塚大登(22=東都観光バス)組は同種目日本勢44年ぶりの金メダルにあと1歩届かなかった。林詩棟、黄友政組(中国)に2-4で逆転負け。1982年ニューデリー大会の阿部博幸、小野誠治組以来の優勝を逃し、24日まで行われた男子団体との2冠はならなかった。張本は「相手の方がプレッシャーをかけてきた」と受け止めた。
前半はゲームカウント2-1とリードしたが、第4G以降を3連続で落とした。守備的な戦術からラリーへ持ち込むも、相手の強打に押された。中国との団体決勝で2戦2勝で60年ぶりの金メダルに導いた張本は、26日のシングルスで8強敗退。疲労の影響もあったのか「待ってしまった」と積極性を欠き、2種目での優勝に届かなかった。
ロサンゼルス五輪まで2年。今大会は松島、戸上組も銅メダルをつかみ、日本男子は2組が表彰台に立った。張本は2年後を見据え「団体の金と比べたら物足りないけど、2組でメダルを取れたのは良かった」とうなずいた。喜びも悔しさも味わったアジア大会を糧に、五輪への道を歩む。【藤塚大輔】


