9日に開幕する平昌パラリンピックの選手村で6日、日本選手団の入村式が行われた。防寒対策が懸念される中、アルペンスキーなどの選手や役員ら計50人が出席し、アシックス製公式ウエアの高性能ぶりを口にした。
小雪が舞う中、日本選手団はオレンジ色のダウンコートに青のパンツ姿で登場。氷点下2度の中、韓国の伝統音楽や義足ダンサーのブレークダンスでもてなしを約40分受けた。他国選手とのダンスタイムや記念撮影でも終始笑顔を見せた。「過去最強の寒さ」とも呼ばれた同五輪だったが、アルペン女子座位の村岡桃佳(21=早大)は「朝晩は冷え込むけど、配布してもらっているウエアが温かい。体調管理はこのウエアで大丈夫だと思う」。5大会連続出場の同男子座位の森井大輝(37=トヨタ自動車)も「これまでの大会で一番のサポートを受けている。選手村の食事もおいしいし、日本と同じような白米が食べられてリラックス出来ている。ウエアも良い」と満足げに語った。
公式ウエアは、アシックス製で計20点セットで40万円(税別)で販売されている。同社スポーツ工学研究所の科学的知見に基づき設計されたもので、寒暖差が厳しい地域の環境に対応するための保温性に優れている。
金メダル2個を含む計10個のメダルを獲得し、パラリンピックシンボルのネイルを施して入村式に参加した大日方邦子団長(45)は「非常に温かい歓迎をしてもらえて良かった。現役選手の頃とは違う視点で広い視野で見ないといけないため、なんだか新鮮です」と話した。日本選手団は14年ソチ大会を超える7個以上のメダル獲得を目指している。

