【俺たちの青学大〈7〉】3大駅伝未経験の本間創がトラック結果 集大成へ覚醒間近!
来年1月に箱根駅伝4連覇を目指す青学大。下級生の主力がそろう中、トラックシーズンで意地を見せた4年生がいます。大学3大駅伝未経験の本間創は、5月の関東学生対校選手権(インカレ)男子2部3000メートル障害で3位入賞し、「駅伝メンバー入り」を宣言。昨年はケガに苦しみましたが、少年時代から憧れた大先輩の存在も力に変えて、集大成の駅伝に向けて覚醒間近を迎えています。
陸上
◆本間創(ほんま・そう)2004年(平16)5月21日、東京都生まれ。「3代目山の神」神野大地に憧れて小学生から競技を始める。南葛西中から国学院大久我山高に進み、3年夏の全国高校総体3000メートル障害で3位入賞。大学進学後は2年時から関東インカレ2部に出場し2度入賞。大学3大駅伝出走はなし。1万メートル自己ベストは28分57秒65。好きな筋肉は大腿(だいたい)四頭筋。173センチ、56キロ。
インカレ3000メートル障害 表彰台死守
スタートから創価大の留学生ソロモン・ムトゥク(3年)の一人旅となっても、日本人先頭の本間は淡々とハードルを飛び越えた。
終盤に上武大の尾島樹(3年)に追い抜かれて2秒19差で日本人トップを逃したが、8分55秒86の3着でフィニッシュ。2年前の過去最高4位から一つ順位を上げ、表彰台を死守した。
「もう1位をとることしか考えていなかった。中途半端な順位をとるよりは1位を狙いにいって最後に落ちて最下位でもいいという覚悟でとりに行ったので後悔はないです」。
1500メートルでは椙山一颯(2年)とルーキー大藪遥(1年)がトップ3に食い込み、5000メートルでは箱根1区の小河原陽琉(3年)が6位。中長距離で8位入賞圏内に入る後輩の姿も力に変えていた。
「チームとして全種目(1500、5000、1万、3000メートル障害)でメダルをとった方が夏合宿以降にいい流れがくると思ったので、絶対メダルはとろうと考えていました」。
予選は全体トップ。決勝前は原晋監督(59)からも「やるからには優勝を目指していこう」と熱い言葉をかけられていた。
「タイムよりも勝ちに行く」プランを掲げて大一番に臨んだ。プラン通りの走りに手応えを示した一方、先頭を走る留学生に大きく離されたことを悔やんだ。
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神奈川県横浜市生まれ。2019年に大学卒業後、地方紙に入社。警察担当記者を経て翌20年から運動部に異動し、アマチュア野球やインターハイ、箱根駅伝100回大会など取材。
24年パリ五輪・パラリンピックでは地元選手を追ったものの、現地取材はかなわず…。しかし、オリンピック関連取材をきっかけに本格的にスポーツ記者を志し、翌25年春、日刊スポーツに転職。高校野球取材で西東京大会を担当後の8月からスポーツ部の一員となった。
サッカー日本代表の森保一監督にあいさつした際には「完全移籍選手」と命名された。趣味は料理と駅伝観戦。自宅で、ぬか床を育てるなど発酵食品が好き。
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