第12回冬季パラリンピック平昌(ピョンチャン)大会の開会式を9日に生中継したNHKの平均視聴率は関東地区で8・7%、関西地区は8・7%だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 番組は当初9日午後7時30分から放送予定だったが、麻生太郎財務相の緊急会見の模様が入ったため、同59分から56分間放送された。

 韓国での冬季大会の開催は初めてで、18日まで10日間、障害者アスリートによる熱戦が繰り広げられ、6競技80種目でメダルが争われる。日本選手団は、アルペンスキー女子座位の村岡桃佳(早大)が旗手を務め入場行進した。また聖火リレーでは、韓国の車いすカーリング男子の徐順錫が聖火台に到着すると、平昌五輪カーリング女子銀メダルの韓国の「メガネ先輩」こと金ウンジョンが登場し、2人で聖火の火をともした。