祇園 マンゲキ卒業と単独ツアー決定、いまの思い 大人の漫才師へと飛躍するとき

漫才コンビ「祇園」が今夏から、結成18周年記念単独ツアーを行います。東京、大阪など全国6都市を巡ることで、気合は十分です。ただ例年と違うのは、ホームグラウンドのよしもと漫才劇場(大阪)からの卒業が決まったことです。いよいよ脱・若手、大人の漫才師へと飛躍する時がやってきました。【取材・撮影=三宅敏】

お笑い

★祇園の新たなスタートに向けた主な内容

  • よしもと漫才劇場からの卒業が決定
  • 結成18周年記念単独ツアーを全国6都市で開催
  • THE SECONDでの挑戦と今後の目標

◆祗園(ぎおん)2008年(平20)4月、コンビ結成。18年、上方漫才大賞新人賞。

木崎太郎(きざき・たろう)は1985年(昭60)12月27日生まれ、大阪府枚方市出身。NSC(吉本総合芸能学院)28期。趣味は阪神タイガースの応援。身長164センチ。

桜井健一朗(さくらい・けんいちろう)は84年6月18日生まれ、京都市出身。NSC28期。趣味はバスケットボール。ミスチルの大ファン。身長179センチ。

7月末で漫才劇場を卒業。大人の漫才師として、さらに飛躍を期す祇園の木崎太郎(左)と桜井健一朗

7月末で漫才劇場を卒業。大人の漫才師として、さらに飛躍を期す祇園の木崎太郎(左)と桜井健一朗

マネジャーからの突然の電話「7月末で卒業です」

5月11日、大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)から10組の卒業メンバーが発表された(別に東京でも12組が卒業する)。祇園の名前も、その中にあった。大阪組では他に、ガチャガチャ、デルマパンゲ、吉田たち、ラビットラ、十手、ダブルアート、マイスイートメモリーズ、マグリット、シゲカズですも、7月末をもってマンゲキを卒業する。

これらのメンバーにとってマンゲキは、その舞台が主戦場。実家のような、生活の場でもあった。卒業するということは、ライフスタイルがガラッと変わることを意味する。

桜井 卒業の連絡は、マネジャーからの電話でした。ふだんはメールばかりで、電話なんてめったに来ないので「え? 俺、何かやらかしたか?」と驚きました。「まさか、行くべき仕事を忘れてしまった?」と冷や汗をかきながら、電話に出ると「7月末で卒業です」。ここ数年、吉田たち、ダブルアート、デルマパンゲらと「俺たちも、そろそろやな?」と話し合っていたんですけど、卒業の時期は3月とか、12月になると考えていました。まさか7月になるとは、油断していました(笑い)

木崎 確かに毎年、卒業のうわさはありました。僕の場合は、ABC(朝日放送)で「やすとものいたって真剣です」の収録直前に、マネジャーから「ちょっと話があるんです」と、いきなり言われて、ドキッとしました。収録が終わってから話すと言われたんですが、落ち着かないので「いや、今すぐに話してください」とお願いしました。卒業だと聞いて、モヤモヤは晴れましたが、しばらくは集中力が切れて、上の空でした。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。