平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックは9日夜、開幕する。開会式で日本選手団はアルペンスキー女子座位の村岡桃佳(早大)が旗手を務める。主将はパラアイスホッケーの須藤悟(日本協会)。競技は10日に始まり、メダル量産が期待されるアルペンスキーやパラアイスホッケー、バイアスロンで日本勢が登場する。

 2大会ぶり出場のパラアイスホッケーの日本代表は9日午前、1次リーグ初戦の韓国戦(10日)に向け、江陵ホッケーセンターで最終調整した。戦術や数的有利のパワープレーの動きを確認し、須藤は「いい調子だと思う。開会式でぱっと騒いでぐっすり寝て、初戦を迎えたい」と落ち着いた様子で話した。

 ノルディックスキー距離、バイアスロンの日本勢もアルペンシア・バイアスロンセンターで調整。2大会ぶりのメダルを狙う距離男子立位の新田佳浩(日立ソリューションズ)は平昌入り後、初練習を行った。