ボッチャのチーム(脳性まひ)準決勝で日本がポルトガルを8-5で破り、銀メダル以上を決めた。2008年北京大会での初出場以来、日本勢のメダルは初。決勝は12日午後7時半(日本時間13日午前7時半)開始でタイと対戦する。
車いすテニスは女子シングルスの上地結衣(エイベックス)が8強入り。上地はダブルスでは準決勝に進んだ。男子シングルス3連覇を狙う国枝慎吾(ユニクロ)は初戦の2回戦をストレート勝ちした。
陸上男子5000メートル(車いす)で樋口政幸(プーマジャパン)が4位。自転車女子タンデム3000メートル個人追い抜き(視覚障害)の鹿沼由理恵(楽天ソシオビジネス)は6位。
競泳で2大会ぶり出場の成田真由美(横浜サクラ)は女子100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB4)で予選敗退。男子200メートル自由形(知的障害)で中島啓智(千葉・中山学園高)は6位だった。陸上は女子100メートル(切断などT47)で辻沙絵(日体大)が7位。男子400メートル(車いすT54)の永尾嘉章(ANAORI・A・C)は予選敗退。
トライアスロン女子(運動機能障害PT2)で秦由加子(マーズフラッグ・稲毛インター)は6位だった。ゴールボール女子1次リーグで日本は米国に敗れ、1勝1分け1敗。決勝トーナメント進出を逃した車いすバスケットボール男子の日本はカナダを76-45で破り、今大会初勝利(3敗)を挙げた。
- 決勝進出を果たし観客席に向かって笑顔を見せる。前列左から藤井、木谷、杉村、広瀬(撮影・山崎安昭)
- 女子シングルス2回戦 チリ選手に勝利し、歓声に応える上地結衣(共同)
- 男子シングル2回戦 国枝はサーブを打ち込む(撮影・山崎安昭)