【沈まぬ菅野智之】今季1勝までの17日間を密着マーク「本当に特別な感情だった」

巨人菅野智之投手(33)が6月11日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)で今季初先発し、5回4安打2失点で今季初勝利を挙げました。右肘の張りにより出遅れ、3月31日の開幕から72日遅れ。帰ってきた1軍のマウンドで、しっかり試合を作りました。試合後は、模索しながら手にした勝ち星の思い、これからチームで担っていきたい役割、祖母への思いなどを語りました。球場でのヒーローインタビューとその後の囲み取材、さらに登板前日に語ったことも合わせて、2日間の言葉をノーカットでお届けします。

プロ野球

◆菅野智之(すがの・ともゆき)1989年(平元)10月11日、相模原市生まれ。母親が原監督の実妹。東海大相模では甲子園出場なし。東海大ではリーグ通算37勝4敗。大学4年時に日本ハムからドラフト1位指名も入団拒否。1年の浪人生活を経て、12年ドラフト1位で巨人入団。最多勝3度、最優秀防御率4度、最多奪三振2度。14年リーグMVP。17、18年沢村賞。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞4度。18年CSのヤクルト戦でノーヒットノーラン達成。昨季は自身8度目の開幕投手を務め、10勝7敗、防御率3・12。プロ通算238試合に登板し、117勝63敗、防御率2・46。186センチ、95キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸5億円。

文中の写真は2023年6月11日、ペイペイドーム

文中の写真は2023年6月11日、ペイペイドーム

◆菅野の離脱3月18日の日本ハムとのオープン戦(東京ドーム)に先発したが、1回2安打1失点(自責0)、21球で緊急降板した。6回80球のプランは崩れ、試合後、原監督は「右肘の張り」と理由を説明。6年連続9度目の開幕投手の筆頭候補だったが、回避となった。開幕は2軍で迎え、4月4日にはジャイアンツ球場のブルペンで座った捕手に6割程度の力感で28球の投球練習。その後も調整を続け、5月10日には患部の状態について「肘に不安はない」と語った。

「少し報われたような」

■ヒーローインタビュー

――復帰戦で勝てた今の気持ち

菅野すごくつらい時間でしたけど、今日、少し報われたような気がするので、また頑張っていきたいです。

――今季初の1軍登板

菅野実戦も3試合目だった。とにかくいけるところまでしっかり投げようと。あまりいい内容ではなかったのですけど、野手の方に感謝。僕の後ろを投げた中継ぎのピッチャーも本当に頑張ってくれた。次回はもっと結果で示していけるように頑張ります。

――降板後、ベンチから出て、救援投手を出迎える姿もあった

菅野離脱している期間、ほぼ毎試合を見ていました。中継ぎは若いピッチャーが多いですけど、本当に頑張ってくれていた。何とか頼むという気持ちで今日は見ていました。

――今日のマウンドに向けて使命感を口にしていた

菅野まだまだ5回を投げて満足しているようではいけない。毎試合、7回、8回と投げられるようなしっかりコンディションにもっていって、チームに貢献したい。

――1軍の舞台

菅野やっぱりこれに勝るものはないと思う。まだまだ取り返すチャンスはあると思うので、最後まで腕を振っていきたいなと思います。

――この先へ

菅野まずは交流戦を優勝して、いい形で後半戦に臨めるように。自分が先頭を切って頑張っていきたいなと思っています。

「忘れることのできない1勝」

■囲み取材

――今季初勝利をどう感じているか

菅野これまでもたくさん勝たしてもらいましたけど、将来、忘れることのできない1勝になったと思います。

――投球を振り返って

菅野立ち上がりは自分でも、今日はそこそこ、いい結果が出るんじゃないかなと期待できたのですけど、2回以降は、ランナーが出てから、なかなか思ったところに投げられずに、苦労しました。次回の課題にしていければと思います。

――マウンドに上がる時の気持ち

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