高橋大輔に去来する思い「最初は無理だと」臨スポ危機乗り越え10年、かなだい舞った

「大阪府立臨海スポーツセンター創立50周年感謝祭」が21日、大阪・高石市内で行われました。「かなだい」こと村元哉中(30)高橋大輔(37)、練習生OBの町田樹さん(33)田中刑事さん(28)、ゲストの鍵山優真(20)村上佳菜子さん(28)らが参加。アットホームな雰囲気で、お祝いをしました。

通称「臨スポ」は耐震工事の必要性から、12年に閉鎖の危機を迎えました。高橋らスケーターたちが募金を呼びかけ、工事費の半額=1億5000万円を集めて、奇跡の存続を果たしました。

記念イベントに参加したスケーターが語った「臨スポ」への思いを3回にわたってお届けします。最終回は「かなだいの言葉」です。

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〈奇跡の存続「臨スポ」50周年感謝祭〉

■「臨スポ」感謝祭フォトギャラリー■

臨スポ50周年感謝祭にゲストで登場した高橋

臨スポ50周年感謝祭にゲストで登場した高橋

高橋「存続は凄いことだった」村元「ここから世界に」

全国で同じ問題、みんなで考えていかないと

――イベントの感想を教えてください

高橋 この臨海スポーツセンターがリンクの存続の危機で、奇跡的に存続できてそこからこういうイベントもやってると思うんですけど。アイスダンスを始めてからコロナでイベントができなかったこともあって今回、久々に参加できました。前回(18年の改修工事完成記念式典)も多かったんですけど、もっとスケーター、ホッケーの方も含めて増えてるな、と思いました。すごい活気があっていいなって、今回参加させていただいて思いました。ここから世界に向けて出ていくスケーターが出てきてくれれば嬉しいなと思いました。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。