【札幌レター〈68〉/返信】二十歳の西野奨太 17歳でJ1デビュー、さらなる高みへ

前回の「札幌レター」では、6月15日J1第18節アウェー京都サンガF.C.戦でリーグ戦初先発した北海道コンサドーレ札幌DF西野奨太(20)を特集した。2021年にクラブ初の高校2年生でのトップチーム昇格を果たし、クラブ最年少でJ1デビューしたプロ4年目。石川秀和記者が17歳以下でJ1デビューした選手の記録を調べてくれた。

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前回は「西野奨太 二十歳の台頭『何か変えなきゃ。自分に矢印を向けて…』」と題して、プロ4年目でレギュラー争いに名乗りを上げた下部組織出身の歩みを振り返った。現在J1最下位に低迷するチームが残留するためには、西野のような若手の活躍が必要だ。二十歳のディフェンダーにとって、リーグ戦初先発はスタート地点に立ったに過ぎない。17歳5カ月30日でJ1ピッチに立った西野の記録は史上何番目の若さだったのか? 石川記者からの返信で明らかになった。

6月9日のルヴァン杯アウェー富山戦で3バック右で先発した札幌西野(右)(撮影・保坂果那)

6月9日のルヴァン杯アウェー富山戦で3バック右で先発した札幌西野(右)(撮影・保坂果那)

西野には、札幌のJ1最年少出場記録保持者として、さらなる高みを目指す責任がある。本人も「二十歳はちょっと遅いかもしれないけど、ここからでも全然遅くないと思う」。今後、出場機会を増やしてチームの勝利に貢献するだけでなく、日本を代表するような選手へ―。

札幌担当保坂記者のレターを受け、J1全体の最年少出場記録を洗いなおした。17歳以下でのJ1デビューは過去に71人。そのリストを見ると、日本代表経験者の名前がずらりと並んだ。

沖縄キャンプ地入りした時の西野(2024年1月15日撮影・保坂果那)

沖縄キャンプ地入りした時の西野(2024年1月15日撮影・保坂果那)

最年少の15歳10カ月でデビューしたFW森本貴幸(東京V)を筆頭に、16歳5カ月だったMF久保建英(東京)、16歳11カ月のMF堂安律(G大阪)ら、五輪代表としてだけでなく、ワールドカップ(W杯)で活躍した選手も数多い。

現日本代表主将のMF遠藤航(湘南)も17歳7カ月、最近台頭したMF中村敬斗(G大阪)、DF菅原由勢(名古屋)も17歳のときにJ1デビューを果たした。その後に海外リーグへ移籍して急成長。今では日本代表に欠かせない選手となった。代表のトップレベルで活躍するような選手は、ユース年代からJ1のピッチに立っていたんだと、あらためて気づかされた。

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スポーツ

保坂果那Kana Hosaka

Hokkaido

北海道札幌市生まれ。2013年から高校野球などアマチュアスポーツを担当し、2016年11月からプロ野球日本ハム担当。
2017年12月から北海道コンサドーレ札幌担当。冬季スポーツの担当も務め、2022年北京五輪ではノルディックスキー・ジャンプや複合を取材。