初日は風が強く「バンクは軽いけど、風が重たい不思議な感じ(柏野智典談)」だったようだ。

人気になった1予7Rの皿屋豊は、谷内健太の番手を回るも、朝倉智仁に飛び付かれて7着。2予に勝ち上がれなかった。レース内容も、負けて次につながる走りではなかった。勝っても次につながらないレースもあれば、負けて次につながるレースがある。それは、苦手を克服する気迫を見せることでもある。そうしないと、また同じことをやられる。皿屋は負けるにしても「しつこいな」と周囲に思わせるレースが必要だった。

ヤマコウは久田朔にいつも通りの積極戦を期待した
ヤマコウは久田朔にいつも通りの積極戦を期待した

次につながるレースができているのは1Rを走った久田朔だ。前回の立川は、予選で三神遼矢と走った。デビューが1年先の久田の先行意欲は強く、S級に特昇して先行で売り出したい三神と最終ホームでもがき合いになる。たたかれた久田は、番手をさばいて三神後位を奪い、そこから間髪入れずに番手まくり。結果的に合わされたが、久田の強気なレーススタイルが印象に残った。同じまくり不発でも、足をためてのまくり不発とは次元が違う。次の日の選抜戦も先行して4着と、強気なレース内容だった。

久田はアイドルグループにいてもおかしくない風貌(ふうぼう)だが、レースは昭和スタイル。このギャップがいい。2予8Rも地元の西村光太を連れて先行勝負、格上の北津留翼を破って、勢いをつけたいところだ。