GP出場を巡る今年ラストG1。準V賞金が1480万円と高額なこともあって、ただいま賞金ランク22位の和田健太郎(36=千葉)も準優勝でGP出場の可能性を残す。

 和田自身は「準Vでも? 知りませんでした。でも、遠い道のりですね」と苦笑い。それでも今年、取手全日本選抜で初めてG1決勝を経験しており、場数は踏んできた。1予8Rで連係する近藤隆司とは「脚質も似ているし付きやすい選手。出し惜しみをしなきゃ大丈夫でしょう」。徹底先行の竹内雄作がいて一筋縄ではいかないが、「ごくごく細くて狭い道だけど、何とか勝ち上がれるように」と気合を込めた。