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犬伏湧也－清水裕友－香川雄介が先行。4番手に山口拳矢、5番手の新山響平に佐藤慎太郎－和田圭、8番手の脇本雄太に古性優作の順となった。最終バックで仕掛けた新山に合わせて清水－香川で番手まくりを打ち、山口が追走。脇本は後方のまま不発に終わった。清水が押し切りかけたところを、ゴール寸前で山口が差し切り優勝。

▽払戻金　4-3　4,640円(17)　4-3-2　20,640円(69)

ダービーの優勝旗を手にする山口拳矢

賞金ボードを手にする山口拳矢

ゴール寸前で優勝を逃し、首をひねる清水裕友

ゴール寸前で優勝を逃し、頭を抱える清水裕友

3着に終わった佐藤慎太郎は険しい表情で悔しさをにじませた

決勝を残すだけとなったが、逃げ切りはない。逃げ残りは、2着に5R町田太我、3着に2R寺崎浩平と6R小松崎大地だけ。先行の番手からの勝利も2R椎木尾拓哉、6R佐々木雄一の2人にとどまる。まくりの決まり手が1着6回、2着3回で、まくったラインが圧倒的に優勢。

◆レース傾向を参考にした決勝の直前予想◆

各選手が雨を意識しているせいか、早めからの主導権争いが目立つ。是が非でも逃げたいのは犬伏湧也だが、先手ラインは苦戦の傾向だけにどうか。

新山響平も好調とはいえ、やはりまくりとなると脇本雄太が一枚上だ。素直に信頼し、古性優作とのワンツーに期待した。

ただ、脇本の出来が良過ぎる。一応、古性が追走に手間取る場面を一考したい。

3連単（1）－（9）－（2）（3）（4）（5）と、（1）－（2）（3）（4）（5）－（9）。

打鐘で渡辺一成が単騎でカマし、後続をちぎって先行。山田庸平－小倉竜二、三谷竜生、吉田拓矢－吉沢純平の順となった。渡辺は末を欠き、まくる三谷を、さらに吉田がまくって1着。三谷が粘って2着。

▽払戻金　2-5　3,980円(19)　2-5-7　14,920円(39)

吉田有希が先行。番手の坂井洋、4番手の嘉永泰斗－井上昌己、5番手の新田祐大－和田健太郎でまくり合戦。坂井をまくり切った嘉永が1着。新田－和田は届かず2、3着。

▽払戻金　3-2　2,960円(12)　3-2-7　10,700円(35)

渡辺雄太がカマすと松坂洋平－松谷秀幸は離れ、前受けから番手にはまった真杉匠－成田和也が逃げる渡辺を追走。4番手を山田久徳がキープした。真杉－成田と山田で直線勝負になり、山田が伸び勝って1着。

▽払戻金　8-1　15,320円(47)　8-1-5　39,750円(116)

【本紙・山本幸史の決勝の見解は？】ここを押してチェック

松井宏佑－内藤秀久－鈴木裕と佐々木悠葵－諸橋愛が打鐘から先行争い。後方に構えていた浅井康太－神田紘輔がまくり、浅井が押し切り1着。

▽払戻金　5-3　1,410円(3)　5-3-4　7,240円 (18)

太田竜馬－岩津裕介を最終ホームで小松崎大地－佐々木雄一－岡村潤がカマして先行。逃げ粘る小松崎を佐々木が差し切り、岡村が流れ込んで2着。

▽払戻金　8-2　2,580円(9)　8-2-1　4,640円 (4)

朝から雨が降り続いている。平塚バンクも雨天も基本的に先行有利といわれるが、今のところ逃げ切りはゼロ。逃げ残り2着は5R町田太我、同3着は2R寺崎浩平しかいない。先行の番手からの3着以内も2Rで1着の椎木尾拓哉だけ。まくったラインが優勢となっている。

打鐘発進の松岡辰泰－小川勇介－園田匠を町田太我－渡部哲男が突っ張り先行争い。町田が主導権を取り切ると、後方の高橋晋也－東龍之介が最終ホームからまくった。町田は懸命に抵抗し、高橋と並んで直線。高橋がゴール寸前で町田をかわした。

▽払戻金　4-2　5,930円(22)　4-2-7　60,990円(170)

正攻法の小原佑太－佐藤一伸－阿部力也が取鳥雄吾を突っ張って先行。中団からまくった山本伸一が押し切り、マークの村田雅一が流れ込んで2着。

▽払戻金　4-1　3,980円(16)　4-1-5　28,070円(85)

阿部将大－中本匠栄－坂本健太郎が主導権を取った。4番手から仕掛けた岩本俊介－和田真久留－佐々木龍に合わせて中本が番手まくり。中本ともがき合う岩本の後ろから和田が抜け出し、佐々木が流れ込んだ。

▽払戻金　2-7　620円(1)　2-7-1　2,710円(3)

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逃げる寺崎浩平をフルに利した椎木尾拓哉が差し切り1着。岩谷拓磨は中団まくり不発も、これにマークしていた山崎賢人が自力に転じてまくり上げ2着。

▽払戻金　7-6　7,090円(19)　7-6-1　28,750円(79)

中西大－三谷将太で先行。3番手から伊藤颯馬－柳詰正宏、5番手から原田研太朗－高原仁志のまくり合戦となり、伊藤が1着。追走の柳詰を原田がとらえて2着。

▽払戻金　7-8　6,120円(20)　7-8-4　27,860円(71)