55歳・山田竜一(東京)が渾身(こんしん)のカドまくりで今年は初、通算46度目の優勝を飾った。

狙うは全速10スリット、山田はそれを実行した。4カドから伸びてくる山田にイン佐々木康幸も「山田さん、すごかった…」となすすべがなかった。

相棒27号機のパワーがすごかった。日またぎで2連勝スタートし、どの選手にも山田の行き足、伸びは節一級と恐れられた。優勝戦は3枠の赤いカポックも5枠・藤丸光一が前付け、労せずして4カド発進になった。「ダッシュになったことが大きかったね」と笑った。また優勝戦では8月のお盆シリーズから、東京の男子選手が3枠に入ると5戦5Vとなった。

「このエンジン、次もいいと思うよ」。平和島の次節はG1トーキョー・ベイ・カップ。「地元東京の選手に。うん、ハマに引いてもらいたいね」とエース浜野谷憲吾へ引き継ぐことを熱望した。この優勝で来年4月、浜名湖のプレミアムG1マスターズチャンピオン出場権も得た。アラ還に踏み入れても、山田ドラゴンはまだまだやれる。