四宮与寛(36=徳島)が、コンマ07のトップスタートを踏み込んで逃げ、6月の桐生以来、今年2度目、通算3度目の優勝を飾った。戸田はデビュー初優出初優勝を遂げた18年10月のルーキーシリーズ以来、2度目の優勝になった。差した星栄爾が2着、高憧四季が3着に入った。

あらゆる要素がプラスに作用した。58号機の評価は低かったが、整備やプロペラ修正が有効だった。「最初は悪かったですけど、中堅上位にはなった」。予選は展開が向き、それを逃さずにオール2連対をキープ。リズム良く、優勝戦1枠を手に入れた。

ただし、優勝戦は伸びる選手ばかり。さらに春園功太がカドの3コースを選択。四宮自身は前節最終日にフライングを切った重圧もあったが、本番は勇気を振り絞った。「優勝戦に入ると足は一番悪かった。あまり行きたくないスタートの景色でしたけど、腹をくくって行きました。(優勝は)うれしい」。整備、調整に流れもはまり、自らの速攻力を発揮。水面相性も後押しになった。

今後の目標は「フライングが多いので、それをせんように。今節も本当はもっと行きたかった」。次走の芦屋、その次の丸亀は少し自制しつつ、来期にまたスタートの精度に磨きをかける。