アストンビラ(イングランド)の日本代表GK鈴木彩艶(24)はバイキング(ノルウェー)戦にフル出場し、チームの開幕3連勝で2位浮上に貢献した。

前半23分にCKからMFバークリーが頭で合わせて先制。その直後の同25分、鈴木が武器とする高速ロングキックを見せた。

ペナルティーエリア内から最前線へ鋭く伸びる弾道のロングフィードを蹴る。相手DFが頭で辛うじてクリアしたが、そのこぼれ球を拾ってチームは2次攻撃。MFアリソンが左からゴール前へシュート性のクロスを送ると、相手GKエストベーがセーブ。こぼれ球にMFブエンディアが頭で押し込もうとしたが、シュートはわずかゴール上へ外れた。

チームは前半33分にアリソンが倒されてPKを獲得。同37分にブエンディアが右足でシュートを成功させ、2-0とリードを広げた。

後半もアストンビラが優勢に試合を進め、17分に右サイドからアリソンがゴール近くまで持ちこみ中央へ折り返しのパスを試みた。すると並走した相手DFが伸ばした足に当たり、ゴールイン。オウンゴールで追加点が入った。

鈴木は後半27分、バイキングDFダーランドに30メートル近い距離から鋭い弾道のシュートで狙われたが、右へ素早く体を伸ばし、右手一本でセーブした。

クリーンシートが目前に迫った後半39分、オフサイドラインのギリギリのところからクロスボールに飛び出したFWクリスティアンセンに伸ばした左足で押し込まれた。VAR確認が入り、わずかの差でオンサイド判定となりゴール認定。3-1で試合を終えた。

アストンビラは欧州カップ戦のホームゲームでは12連勝となった。エメリ監督は試合直後、TNTスポーツのインタビューに「戦術的な規律によって試合を優位に進め、自信を持ってプレーし、そして個々の能力を最大限に生かすことができた」と満足そうにコメントした。

英BBCは、鈴木に10点満点中6点の評価を付け、「それほど多くの役割はなかったが、自信を持ってプレーしていた。終盤にクリーンシートを逃したのは残念だっただろう」とコメントしている。