名門・早大がトップに立った。5区(12・4キロ)は、早大の石塚陽士(1年=東京・早実)が、軽快な走りで首位に躍り出た。

4区を終わって、先頭の東京国際大とは37秒差の2位。その差を、10月の出雲駅伝4区で区間賞を獲得した走りで逆転。2位の順大に17秒差をつけて、6区にたすきを渡した。

早大が全日本大学駅伝を制したのは、10年第42回大会が最後。箱根でも11年を最後に、総合優勝から遠ざかっている。名門・早大が11年ぶり6度目の優勝を目指し、ひた走る。