早大の本田桜二郎(1年)が2区(5・8キロ)で区間賞を獲得し、16年ぶり3度目の優勝に貢献した。7位でタスキを受けると、6人を抜いて首位に浮上。従来の大会記録を1分55秒更新する2時間5分56秒での優勝への流れをつくった。

快走したルーキーがレース前に口にしていた勝負飯は、「グミ」だった。お気に入りは「忍者めし」の「鉄の鎧」。「はい、食べてきました」と、この日もいつもの習慣でスタートラインに立った。高校時代は禁止されていたというが、大学入学後から食べ始め、「そこで走れたので、関係ないかみたいな。毎回ルーティンにしてます」と笑った。

大学駅伝初戦でも、気負いはなかった。「プレッシャーは全く感じないというか、それを逆に力に変えられると思ってます。どんどんプレッシャーをかけてもらって」。レース前に意識することを聞かれても「ポジティブというよりは、もう何も考えない」と自然体で臨み、区間賞をつかんだ。

同学年も続いた。3区で日大に逆転を許したが、4区新妻遼己(1年)が9秒差をひっくり返し、17分10秒の区間新記録で首位を奪還。「新妻は結構真面目なタイプなので、自分もそこを見習っていきたい。4年間一緒のチームでやれるのは、自分自身にとってもプラス」と刺激を受けている。

8月のU20世界選手権3000メートルで銅メダルを獲得し、大学駅伝でも結果を残した。次に描く目標は「できれば箱根駅伝で4連覇できたらいいな」。そのためにも「まずはけがをしないことが大事。そこを第一に考えて、これからも仲間と切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と、さらなる活躍を見据えた。

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