東洋大の薄根大河(4年)は個人47位の1時間03分05秒で、チーム5番手でフィニッシュした。主将としてチームを率い、21年ぶりの予選会でトップ通過を果たし、「一安心して、ホッとした」と笑顔を見せた。

チーム始動時には「自分たちは予選会にいるようなチームではない。目指すべきは箱根駅伝で上位に入ること」と仲間に伝え、「もう一回、強い鉄紺にしよう」と呼びかけた。生活や練習で当たり前のことを徹底し、主力が率先して声を掛け合ってきた。

チームスローガン「その1秒をけずりだせ」の精神は、寮の掃除にも表れた。消火器の裏や電灯の上、部屋の隅のほこりまで確認。「今まで自分たちが見えていなかったところに目を向けることで、周りを見る力や気配りにもつながる」と話した。

予選会はトップ通過を目標に掲げ、「自分たちが普通に走れば絶対トップ通過できる」と信じて臨んだ。達成後も「こんなところで一喜一憂するのではなく、鉄紺のプライドを持って、これから取り組んでいきたい」と気を引き締め、箱根本戦での上位進出を見据えた。

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