横峯さくら(32=エプソン)は、首位と4打差の6位で最終日を迎える。首位と1打差2位で出ると、3バーディー、1ボギーの70で回り、通算14アンダー202でラウンド。キャディーを務める夫の森川陽太郎氏との連係が取れなかったという前半は「チャンスというチャンスが少なかった」と我慢のゴルフでパープレー。後半は12番に1メートルのパットを沈めてバーディーを先行させるなど2つスコアを伸ばした。

 森川氏との連係面について「気持ちよくプレーさせてくれなかったところがあって、でもラウンド中に話し合えたので、その部分はもう解決済み」とスッキリした表情。上位陣がスコアを伸ばしたことで、首位とのスコアが離れ「伸ばすコースで伸ばせなかったのは残念」としながらも「我慢した中での2アンダーはまずまずかな」と及第点も出した。米ツアー初優勝に望みをつないでおり「もう1回爆発するような気持ちでプレーしたい。やるべきことは見えているので、かみ合えば…という感じで、明日1日頑張ります」と意気込んだ。