国内女子ゴルフツアーの今季初戦、アース・モンダミン・カップは28日、千葉・カメリアヒルズCCで最終ラウンドを予定していたが、悪天候のため、29日に順延された。予備日の最終ラウンド実施は88年ツアー制施行後、日本ゴルフ協会主催の97年日本女子オープン以来2度目、日本女子プロゴルフ協会公認競技では初。

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アマチュア時代の昨年10月に、ツアー初優勝している古江彩佳(20)は、思わぬ形で順延を知った。

2位とあって、大会関係者から順延についての感想を求められ「えっ、そうなんですか。メールを見ていなかったので知りませんでした。ちょうど、YouTubeで昨日(27日)の自分のプレーをちょこちょこ見ているところでした」と返答。最初に発表された、3時間遅延の情報を得たところで「気持ちを入れてもしょうがないのでゆっくりしていました」という。

優勝経験もあり「キャディーさんと相談して、明日の戦略などを立てたいと思います」と、準備にぬかりはなかった。