4位から出た渋野日向子（22＝サントリー）は、2バーディー、4ボギーの74で回り、通算1アンダー、141で20位と順位を落としたものの、2戦連続予選通過を果たした。

開始1番から5メートルのバーディーパットを外すと、2番パー4でティーショットをラフに入れボギー。その後もチャンスにパットが入らず、8番パー3では2つ目のボギーをたたき、前半はスコアを2つ落とし、1アンダーで折り返した。

後半も10番、11番とバーディーチャンスを逃したが、12番パー3で第1打をピン左奥2メートルにつけ、この日最初のバーディー。しかし、13番、14番と連続ボギーでスコアをイーブンにまで落とした。

17番パー5でこの日2つ目のバーディーが来て、1アンダー。伊藤園レディース最終日、そして今大会の第1日と復活の兆しが見えたが、この日はパッティングに苦しむ渋野に逆戻りした。

第1ラウンド詳細

1番405ヤード、パー４

濃霧中断を経て、午前11時20分に1時間半遅れでスタート。3打差4位から上位を追う。

第1打はドライバーでフェアウエー中央へ。ウエッジの第2打はピン左5メートル。入らず、バーディー逃しのパー

大王製紙エリエールレディース2日目　1番、ティーショットを放つ渋野日向子（撮影・清水貴仁）

大王製紙エリエールレディース2日目　1番、スタートホールへ来る渋野日向子（撮影・清水貴仁）

2番410ヤード、パー4

第1打はドライバーで右ラフ。第2打は手前ピンに対し、左奥13メートルへ。バーディーパットは2・5メートルショート。パーパット届かず、3パット。ボギー先行で2アンダー

大王製紙エリエールレディース2日目　2番、ティーショットを放つ渋野日向子（撮影・清水貴仁）

大王製紙エリエールレディース2日目　2番、パーパットを外す渋野日向子（撮影・清水貴仁）

3番200ヤード、パー3

第1打は左エッジ。12メートルをパターでピン下70センチ。入れてパー

4番320ヤード、パー4

第1打はユーティリティーでフェアウエー。第2打でピン右前3メートルにつけたが、打ちきれず左に流れて、パー

5番450ヤード、パー4

昨年までパー5の注目ホール。第1打はドライバーでフェアウエー。第2打は左奥ピンに対し、手前14メートル。上りをしっかり打って30センチオーバー。お先のパー

大王製紙エリエールレディース2日目　5番、バーディーパットを放つ渋野日向子（撮影・清水貴仁）

6番410ヤード、パー4

第1打はドライバーで左ラフ。第2打はピン前10メートル。バーディーパットは惜しくも届かず、パー

7番400ヤード、パー4

第1打はドライバーでフェアウエー。第2打はピン左5メートル。打ちきれず、パー

8番150ヤード、パー3

第1打は薄い当たりで、グリーン右前エッジ。25ヤードのアプローチは1・5メートル。パーパットけられて、ボギー。1アンダーに

大王製紙エリエールレディース2日目　8番、アプローチショットを放つ渋野日向子（撮影・清水貴仁）

9番495ヤード、パー5

第1打はドライバーで右ラフ。第2打をアイアンで刻み、第3打はピンまで約80ヤード。手前2メートルにつけたが、バーディーパットをけられて、パー。前半はノーバーディー

大王製紙エリエールレディース2日目　9番、バーディーパットを外しがっくりする渋野日向子（撮影・清水貴仁）

大王製紙エリエールレディース2日目　9番、バーディーパットを外しがっくりする渋野日向子（撮影・清水貴仁）

大王製紙エリエールレディース2日目　9番、バーディーパットを外しがっくりする渋野日向子（撮影・清水貴仁）

10番370ヤード、パー4

第1打はドライバーで右ラフ。第2打をビン前3メートルにつけたが、上りを打ちきれず、パー

大王製紙エリエールレディース2日目　10番、折り返しスタートする渋野日向子（撮影・清水貴仁）

11番535ヤード、パー5

第1打はドライバーでフェアウエー。2オン狙いでグリーン奥刈り込みまでオーバー。25ヤードのアプローチが5メートルまでしか寄らず、2パットのパー

12番155ヤード、パー3

第1打はピン左奥2メートル。入れてこの日初バーディー。2アンダーに。

大王製紙エリエールレディース2日目　12番、ラインを読む渋野日向子（撮影・清水貴仁）

12番、ティーショットのゆくえをみつめる渋野日向子（撮影・清水貴仁）

13番385ヤード、パー4

第1打はドライバーでフェアウエー。第2打がグリーンオーバー、奥ラフ。15ヤードのアプローチが4メートル残り、外してボギー。1アンダーに

14番395ヤード、パー4

第1打はドライバーで右ラフ。第2打をグリーン左ラフに外し、アプローチはピン上1・2メートル。入らず、ボギー。イーブンパーに

15番375ヤード、パー4

第1打はドライバーでフェアウエー。第2打はピン前3・5メートル。入らず、バーディー逃しのパー。　

16番190ヤード、パー3

ユーティリティーの第1打をグリーン右下ラフに落とすが、アプローチを60センチに寄せてナイスパー。　　

17番510ヤード、パー5

第1打はドライバーでフェアウエー。池越え2オン狙いの第2打は向こう岸に届かず1度落ちたが、なんと飛び出て、ラフへ。アプローチは手前3・5メートル。入れてバーディー。1アンダーに。　

17番、渋野が2オンを狙った第2打が池に入るも飛び出てセーフとなり、笑顔を見せる（撮影・清水貴仁）

池ポチャセーフから第3打で寄せバーディーとする渋野日向子（撮影・清水貴仁）

18番390ヤード、パー4

第1打はドライバーでフェアウエー。第2打はグリーン右前バンカー。2・5メートルに寄せ、ナイスパー。1アンダーで2戦連続予選通過は確定的に。　　　

18番、ホールアウトし笑顔をみせる渋野日向子（撮影・清水貴仁）

18番、ホールアウトし頭を下げる渋野日向子（撮影・清水貴仁）