竹田麗央(21=ヤマエグループHD)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算19アンダー269、初日から首位を譲らない完全優勝で国内メジャー初制覇を成し遂げた。2週連続優勝で今季、通算ともに6勝目、賞金3600万円を獲得した。

「初優勝からメジャー優勝を目指してきて、達成できてうれしい」

3打差の首位からスタートすると、4番パー4、5番パー5と連続バーディーを奪って、後続を突き放す。9番パー5もしっかりバーディーを奪取し、3つ伸ばして折り返す。前半から2年連続年間女王の山下美夢有(23=加賀電子)もスコアを伸ばしてきたが、追いつかせない。山下が14、16番でバーディーを奪うと、竹田も負けじとバーディーを奪取。最終18番を前に1打差に迫られたが、競り勝った。

死角がない。前週までのデータで、ドライバーの平均飛距離は261・97ヤードで4位。アイアンショットの正確性を測るパーオン率は74・83%でトップ。さらに、ショートゲームの指標でもあるリカバリー率も9位と小技のうまさも兼ね備えている。

4日間首位を譲らない完全優勝で今季6勝目。年間女王ランキングも1位をキープした。2位で2年連続年間女王の山下とのポイント差も広げた。叔母の平瀬真由美は1993、94年に賞金女王に輝いている。自身も女王へのチャンスは大きく広がる。「まだ実感はないですけど、これからもたくさん優勝できるように頑張ります」。プロ3年目の21歳には底知れぬポテンシャルがある。