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イケメン宮崎でハンドにミーハーファンを

練習後、笑顔で取材を受けるハンドボール日本代表候補の宮崎大輔
練習後、笑顔で取材を受けるハンドボール日本代表候補の宮崎大輔

 日本ハンドボール協会が「1万人集客作戦」を展開する。日本男子代表候補は15日、佐賀県内での2次合宿を打ち上げた。1月下旬の北京五輪アジア予選やり直しが注目される中、エースの宮崎大輔(26=大崎電気)は、ミーハー層の来場も大歓迎した。約1万人収容の代々木第1体育館を確保した協会側は、同会場で行われたフットサルの運営状況をすでに視察。チケット販売方法の検討も始まるなど、決戦へ向けてムードが高まってきた。

 練習がメディアに公開されたこの日、佐賀・トヨタ紡織九州の体育館には、テレビカメラ12台が並んだ。アジア予選のやり直しが決まり、マイナーだった競技にスポットライトが当たった。女性人気も高い宮崎は「知らない人も大歓迎。試合に来てもらいたい。僕がテレビや雑誌に出るのもハンドボールを知ってもらいたいから。見に来てくれたら、最高のパフォーマンスを見せないと」と話した。

 協会は約1万人収容の代々木第1体育館を確保。ファンの声を予選突破への力にする。宮崎は数年前、代表の一員としてフランスで行われたベルシー国際トーナメントに参加。2万~3万人の観客に発奮して、2メートル級の選手を相手にシュートを連発。「チョー気持ちいい」経験をした。日本は韓国とタッグを組んで判定の不当さを訴え、国際連盟(IHF)から日本開催を指示された。このホームの利を最大限に生かす。

 過去、1万人が集まった国内の試合は1度だけ。市原副会長によると「84年にユーゴ戦を代々木第1でやって満員になった」。1万人規模の運営ノウハウに乏しいため、川上専務理事らは13日に同会場で行われた日本フットサルリーグを視察。日本サッカー協会関係者の協力を得て、舞台裏をチェックし、この日は設営業者と下見した。

 男女とも日韓一騎打ちが有力だが、参加国数と開催日時は未定のまま。決定から開催まで2週間を切る見込みだが、大手チケット販売会社と連携するなど、手だては見えてきた。無料のパンフレットを製作する計画もある。すでに相手国用の宿泊施設も確保。経費は1億円に上る見込みで、1万人の観客は営業面でも必須だ。現場と協会が一体となり、北京五輪切符獲得へ。1月いっぱいが、日本ハンドボール界の勝負の時になる。【佐々木一郎】

[2008年1月16日8時59分 紙面から]

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