スポーツ

愛ちゃん、接着剤変更も完勝発進／卓球

＜卓球：全日本選手権＞◇１５日◇東京体育館◇女子ダブルスほか

　北京五輪代表に内定した福原愛（１９＝ＡＮＡ）が、照井萌美（１９）と組んだ女子ダブルスの２回戦で加藤、市川組（ともに名経大高蔵高）に３－０で完勝。坂本竜介（２３）と組み連覇を狙う混合ダブルスの２回戦も沢口（朝日大）、大野（富田高）組に３－１で快勝した。同じく代表に内定した平野早矢香（２２）も石川佳純（１４）と組んだ女子ダブルスの２回戦を突破した。

　福原が完勝発進した。女子ダブルス、混合ダブルスともにパートナーとの練習はこの日の試合前のみ。それでも相手を圧倒し貫録を見せつけた。国内大会のため日本協会の規則に合わせ、今大会はラケットにラバーを張り付ける接着剤を、有機溶剤入りで有害のものから無害のものに変更した。反発力の低下による感覚的な違いを感じさせない動きで「昨年の初戦は（緊張して）ひどかったので、それに比べると良かった」と振り返った。

［2008年1月16日8時58分　紙面から］

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