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末続100メートルで9秒台狙う

北京五輪のオフィシャルウエアを着る競泳の寺川(右)と陸上の末続
北京五輪のオフィシャルウエアを着る競泳の寺川(右)と陸上の末続

 陸上男子短距離の末続慎吾(27=ミズノ)が15日、100メートルでのアジア記録更新を宣言した。北京五輪日本選手団の公式スポーツウエア発表会に出席し「種目を絞らずに勝負できれば」と、五輪直前まで100メートル、200メートルの両種目を目指すことを明言。さらに「アジア記録を日本に取り戻したいし、取り戻す責任がある」と言い切った。

 200メートルのアジア記録20秒03は末続だが、100メートルは昨年7月にカタールのサミュエル・フランシスが9秒99で伊東浩司の10秒00を塗り替えたばかり。目標はアジア人2人目の9秒台だが、10秒03の自己記録を持つ末続には射程圏だ。「毎年100は9秒台、200は19秒台と言っているけれど、今年こそ実現させたい」と夢に向かって話していた。

[2008年1月16日8時59分 紙面から]

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