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ホントかよ…卓球エリート「稲中」に入学

東京都北区西が丘に完成したナショナルトレーニングセンター(共同)
東京都北区西が丘に完成したナショナルトレーニングセンター(共同)

 将来の卓球日本代表は「稲中」出身者が独占する!? 日本オリンピック委員会(JOC)は1日、東京・北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)で、4月1日から始まるエリートアカデミーの参加者と保護者に説明会を実施。全11人を予定する参加者はNTCで生活しながら「稲中」こと稲付中に通学することが発表された。90年代の人気ギャグ漫画「行け!稲中卓球部」を思わせる舞台が整ってしまい、関係者は「漫画が本物になっちゃった」と苦笑いしていた。

 とはいえ、卓球の実力はイマイチの漫画とは違い、こちらはエリート教育が施される。同アカデミーは現在の小学5年生~中学1年生を対象に、第1期生として卓球6人、レスリング5人が全国からスカウトされた。日本代表などを歴任した、一流コーチ陣から指導を受ける。学校の部活動ではなく、卓球は国際大会や大人も参加するオープン大会が主戦場。将来の五輪メダリスト育成を目指して初めて行われる、JOCが50年間温めてきた壮大な計画で、練習シーンがほとんど登場しない漫画とは違う。

 今春で中学1年になる田添健太は「悩んだりはしなかった。こんなすごい施設で練習できてうれしい。目標は五輪金メダル」と、親元を離れて福岡県から引っ越すことにも不安はない。「稲中」が卓球界随一の名門になる日は近い。【高田文太】

[2008年2月2日9時26分 紙面から]

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