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ハンド宮崎特需、出演や取材依頼が殺到

一躍人気者になったハンドボール日本代表の宮崎(共同)
一躍人気者になったハンドボール日本代表の宮崎(共同)

 日本ハンドボール界に「宮崎効果」が噴出し始めた。やり直しの北京五輪アジア予選は韓国に敗れたが、日本のエース宮崎大輔(26=大崎電気)への注目度は増すばかり。CM出演のオファーが届き、テレビ番組や雑誌などスポーツ分野以外からも出演や取材の依頼が殺到した。世界最終予選へ向け、単なるブームで終わりそうにない。

 日韓戦の激闘から2日が経過したが、余韻はまださめない。試合には負けたが、マイナー競技だったハンドボールが一気に知られるきっかけになった。中でもエースの宮崎は、これまで以上に大ブレークした。

 マネジメント事務所の担当者は、うれしい悲鳴を上げた。「あらゆるオファーが殺到しています。本業はスポーツ選手なので、スケジュールが組みにくい状況です。助けて欲しいくらいですよ」。CMの出演依頼が届き、テレビ番組はスポーツ関連だけでなくバラエティーからも、合わせて10件以上の話が来た。雑誌はスポーツ系だけでなく、ファッション誌からの取材申し込みがあったという。

 これまで、TBSのスポーツマンNO・1決定戦で2度も優勝するなど、優れた運動能力は有名だった。だが、29歳の姉さん女房と愛娘がいることなど、素顔は意外と知られていなかったこともあり、各方面から興味を示された。「ハンドボールをメジャーにしたい」という思いでプレーしてきたことが、徐々に実を結び始めた。

 本業でも、想定外の事態が起きている。日本代表としてアジア選手権(17~25日、イラン)に出場後、国内で最初の試合は、3月1日の日本リーグ最終節・大崎電気-湧永製薬戦。だが、会場の駒沢屋内球技場は、収容約2000席しかない。前売りは実施していないため、このままならパニックは必至で、日本リーグ側は対策を練っている。1日、久々の完全オフを取った宮崎だが、狂騒曲はまだ終わりそうにない。【佐々木一郎】

[2008年2月2日9時34分 紙面から]

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