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| 中大に辛勝し3位で4次トーナメントへ
3次リーグに入り未だに勝ち星のない法大。今日は、4次トーナメントの初戦でも対戦する中大との対戦。いいイメージでトーナメント初戦に挑むためにも負けられない試合となった。1ピリ序盤は、両チームなかなか攻撃の形を作ることができず一進一退の攻防が続く。しかし、徐々に中大がペースを握り始め、法大陣内での展開が続く。そして13分、中村のシュートをGK片山(法4)が弾いたところを岩渕に押し込まれ先制を許してしまう。さらに、17分にも中村のミドルシュートが決まり2点のビハインドを追う展開となる。このまま中大ペースが続くと思われたが、相手の一瞬のスキを突き平塚(営2)が決め1点差に詰め寄る。さらに終了間際にも、主将の松田(法4)が決め同点に追いつき最高の形で1ピリを終了。 #19 平塚選手(1ゴール、2アシストの活躍)「最近調子がよいので、今日もよかった。(次の相手も再び中央ですが)1次で一度負けているので、その屈辱を晴らしたい。中央とのレベルの違いを見せ付けてやりたい」 #33 福澤選手「緊張した。やはり下位のチームよりも(守るのが)難しかった。とにかく今日も声を出すことを心がけた。出場機会があればとにかく頑張りたい。」 #7 松田主将「とりあえず勝ててよかった。最初に2点を先制されて、またいつもの流れかと思ったが、そこから盛り返して2点取れたのが大きい。うちが中央より、勝ちたいという気持ちが上回った結果でしょう。(4次トーナメント初戦の中大戦に向けて)勝たないと終りだし、向こうも開き直ってくる。こっちも向かっていかないといけない。受け身に立つと相手に合わせてしまうので。この調子でいけばいい。1・2次は実力以上のものを出せたので順調にいけた。しかし3次はそうはいかなかった。もしかしたら、あれがうちの実力なのかもしれない。でも、これからは実力+気持ちで頑張りたい」 斉藤監督「今日は勝っても負けても4次が決まってた。勝ちにこだわらなくてもいい試合でもある、モチベーション保ちづらい中逆転勝利できた。心配だった得点力不足も今日は全員で戦って5点もとれて選手も安心できた、次につながる試合だった。(3次リーグを振り返って)波があった。頑張り続けるのが法大のホッケーだと思うが、それが出来ない時があった。逆に3次で調子を崩してた方が(4次で崩すよりは)良かったかもしれない(最終トーナメントに向けて)全部、一試合一試合、場面ひとつずつが大事。春からの練習、夏合宿すべてを思い出してむかっていきたい。(一戦目、対中大戦は)今日と同じホッケーで挑みたい」
昨年度春季大会で優勝して以来、今季まで決勝に進出しながらもあと一歩のところで、優勝を逃してきた法大。春季の反省から今季に向けては、当たり負けない・走り負けない体作りのため陸上トレーニングを中心に練習をつんできた。その選手たちがコーチの勧めで、栄養講座を受けることになった。より強靱な身体を作るよう練習に励むのと同様に、練習による疲れをとり、壊れた筋細胞を修復するための日々の食事も、重要な鍵を握っている。 栄養講座で、食事の取り方の重要性を感じた選手たちは、アスリートとしての身体作りについて、また、競技についても深く考えるようになった。そして「日本のトップレベル競技者として、勝つことにとことんこだわり、それによりアイスホッケーというスポーツを盛り上げることを目標」(”法政大学アイスホッケーのしおり”)に選手たちはプロジェクトをたちあげた。最終目標は観客席をスクールカラーのオレンジに染めようというもの。活動には願いも込めて「オレンジ・プロジェクト」と名づけた。活動内容は寮生活の見直し・改善、栄養講座開設、考える会という部内ミーティングなど。活動資金は大会のチケットを割り引いて販売することにした。観戦者の方にはチケット引換所で”法政大学アイスホッケーのしおり”を配布し、理解と協力を頂けるよう努力している。 現在、法大は3次リーグを3位で通過。最終トーナメントへと、順調に駒を進めた。これからは負けたら終わりの目が離せない、文字通りハラハラドキドキの試合が続くことになる。アイスホッケーはスピードとパワーのぶつかり合い、”氷上の格闘技”の異名も持つスポーツだ。一度見たら虜になる面白さを持っている。そして、リンクには頂点へと挑み、氷上を駆けまわる、熱き想いをかかえた選手たちの姿がある。今まで縁がなく観戦した事がなかった方にも、ぜひぜひ足を運んで彼らの姿を見てもらいたい。 ※チケット料金:800円 ※リンクへは暖かい格好でおいでください。 ※会場:新横浜プリンスホテルスケートセンター(JR横浜線・新横浜駅から徒歩5分) 波に乗れず今季初の連敗・・・
宿敵・明大戦。しかし法大は4−8で敗れ、1次リーグで見せた勝利の瞬間を、再び演出することはできなかった。1ピリ開始早々から、法大はアクセル全開。怒涛の攻撃をみせ、5分にはFW平塚(営2)がGKの足の隙間を縫う技有りのシュートでゴールを決める。これで勢いづくかと思われたが、むしろ眠れる獅子を起こす様なものだったのかもしれない。9分、明大・伊藤の法大ゴール裏での絶妙なバックパスをうけ、明大・鈴木がゴール。あっと言う間に同点とされた。そのまま1ピリは膠着状態で終了。 #7 松田主将「チームの雰囲気も悪くないし、調子もそれほど悪くないんだが、今日はみんなに一生懸命やろうという気持ちが欠けていた。今日はスキルとかより気持ちの問題だ。それにうちは勢いのある時とない時の差が激しすぎる。反省しないといけない。今が苦しい時期。ここからは勝つしかない。ここからが勝負だ」 斉藤監督「今シーズンで、一番出来の悪い試合だった。うちのホッケーは上手い下手は関係無く全力でプレーするもの。駄目なら駄目なりにベストを尽くすべきだが、今日のうちはそうではなかった。法大は試合に出ている人だけのチームではない。出てないものの事も考えて試合をしてもらいたい。リーグはこれで終りでは無い。今日みたいなことをしていてはだめ。全員ホッケーでがんばりたい。」 最後まで流れを引き寄せられず完敗
静かな試合開始だった。しかし一転して早大の激しいディフェンスに法大はパスを上手くつなぐ事が出来なくなっていき、次第に自陣に押し込まれていった。そして先制点を早大のFW小林弘に奪われてしまう。しかし先に点を奪われた事で反撃に出ようとした矢先に、この試合の行方を決定付ける失点をしてしまう。全員の意識が前に向かった瞬間、後ろに滑るパックを追い掛ける法大の選手はいなかった。一番始めに触ったのは早大の田中。法大から見て左サイドに流れ、逆のサイドを確認する。そこには走り込む山内の姿があった。必死に戻る選手は一人。田中はGK片山(法4)と戻る選手の間を通して、山内に通る一本のパスコースに送り込むだけだった。そこには走り込む山内がいて、乾いた音が響いた。そしてパックはゴールの中にあった。2対0。この得点が与えた影響は大きかったのか、2ピリ序盤で早大、小川に追加点を決められる。しかしその後、法大が盛り返し、流れを掴みかける。そして北側(法3)が苦しい態勢から強引にシュートを打ち、相手GKの肩に当たり、入るというラッキーなゴールで1点を返す。これがこの日、法大の最初で最後の得点になった。3ピリは更に自陣に押し込まれる事になった。センターラインより前にパックを運ぶ事すら困難になり、次々と追加点を許し、試合終了。その時、電光掲示板に示されたスコアは6対1。内容、結果、共に完敗だった。試合後にキャプテンの松田が「この敗戦は痛い…」と沈んだ声で話した。このキャプテンの落胆が今日の全てを物語っていた。 #7 松田主将「早稲田には2次に続いてまた負けてしまった。振り返りようがない。あんまりうちのチームは悪くなかったし、うちのホッケーをしてたが。まあ結果は結果として受け入れるしかない。(次の試合に向けて)きっと今日の様な展開になるか、接戦のどちらかだと思う。最終トーナメントに向けていい順位を確保したいんで今日の試合で、うちの守りに課題がある事がわかったんで、その点に気をつけ、うちのホッケーをやりたい。悔いのないゲームにしたい」 斉藤監督「6−1というスコアだが実力的には負けていなかった。ほんの少しの所で差が出てしまった。油断やペナルティーの数を無くしていけばいいと思う。この試合に負けて気持ちが沈んでいる場合ではない。早大には次対戦した時に勝てばいい。とにかく次の明大戦に勝つしかない」 大東大に大勝!!総合順位3位で3次上位リーグへ
既に3位通過が決まっている法大。2次リーグ最終戦となる大東大戦では圧倒的強さを見せ付け9−0と完勝した。1ピリ、法大は開始当初から試合を有利に進める。大東大ゴールに攻め寄せ、果断なくシュートを放つ。そしてついに10分、FW西原(営2)が放ったシュートが大東大ゴールに突き刺さる。さらに12分、パスカットからFW大日向(営2)、DF松田(法4)とつなぎ最後にはFW北側(法3)がGKと1対1となり、これを落ち着いて決めた。また、このゴールから30秒足らずで3点目をFW平塚(営2)がゴール前の混戦から決め、1ピリを3−0で折り返す。 #33 福澤選手「(初スタメンは)昨日から緊張していた。みんな気を使ってプレーしてくれたので自分もとにかく声を出すことを心がけた。3次リーグを勝って最後には優勝したい」 #7 松田主将「完璧だった。相手を0点に抑えられたから。今日はGKが福澤だったので、みんなDFには気をつけていた。そういう意味でもしっかりできてよかった。今日は3次へのステップのつもりだったんで、いいステップになった。次の相手の早大とは、勝敗が1−1できているんで、なんとしても勝っていかなきゃだめだ。今日勝ったんでチームの状態もよいし、あとはコンディションを最高に持って行く事と、気持ちの維持につとめたい」 斉藤監督「1ピリまでなかなか点がとれなかったけどしっかりやれていた。3ピリ逆に止まったのが気になったが終盤また得点が重なったのは最後までやりきった証拠。(初スタメンのGK福澤選手について)皆から絶対の信頼を得ているキーパーは片山だけど、経験つむために福澤を試合に出すことも大事だと思っている。とにかくキーパーは試合感覚が大事なので。無失点という点で今日の福澤は完璧なプレーだった。(2次リーグを振り返ってみて)早大に負けたのは実力差が無いのでしょうがない。ひきずっては駄目だし、そういう点では今日切り替えられたのは良かった。あくまで優勝に向かっていくだけ。まず得点力不足。そしてペナルティ。今日もやらなくていい相手で多くだした。リズムを壊さないためにも気をつけていきたい。 」
好機生かせず黒星 総合順位3位に後退
4強同士の対決の結果は1−3。2次リーグ上位通過を目指す法大にとって痛い敗北となった。1ピリ、実力伯仲の両校は、双方ともなかなか決定的場面を作り出せない。そんな中、数少ないチャンスを先にものにしたのは早大だった。1ピリ終了間際の19分、パスカットからカウンターでゴールに肉薄、早大FW陣は見事なパスワークでゴールを決めた。法大は終始攻め続け、シュート数などでは上まるものの、結局0−1で折り返す。 #7 松田主将「まあ仕方ないです。一生懸命やった結果なので。うちは先制されたらちょっときつい。だから先制点を取らなければならなかった。3次(リーグ)もすぐに迫っている。気を引き締めてやらなければならない。この負けでしょんぼりしないようにしないといけない。次は勝つのが当たり前。いや、勝たなきゃならない」 斉藤監督「実力は変わらないから勝っても負けてもおかしくない相手。動きは悪くなかったが、普通通りすぎた。どんな相手でも普通以上の気持ちで向かわなければいけなかった。3次、決勝に向け、変に勝つよりこれからの試合で引き締まった試合にできるよう、今日を次につながる試合にしたい」 2次リーグ初戦 東海大に快勝
今日の相手、東海大は1次リーグは10対2と大勝した相手だけに2次リーグ突破のためには内容も伴った展開で必ず勝っておきたい試合だ。試合開始から法大には固さが見られ、東海大は勢いよく攻めるも試合内容は互角、むしろ決定機は相手の方が作り出していた感さえあった。しかし、スコアに動きは見られず0対0で1ピリは終了。 #33 福澤選手「(初出場でしたが)緊張しました。0点に押さえようと思ってたんですけど1失点されてしまった。試合中は声をかけるよう心がけてました。経験をつんでいきたい」 #7 松田主将「2次リーグ初戦ということもあって1ピリは固さがあって拮抗してしまった。2ピリは流れがこちらにきたっていうか「ここまで来たら自分達が負けるはずがないという気持ちで臨んだ。3ピリは気が緩んだ。法政の悪い面でもある。これは早いうちに修正したい」 斉藤監督「2ピリはよかった。全般的にも動きは悪くなかった。しかし、細かい不満はある。3ピリなどでは余計な反則でペナルティーを取られ過ぎた。なるべく5人で戦えるようにがんばりたい。リズムさえ崩さなければ大丈夫だ。あとは、綺麗なシュートで決めようとするではなく、泥臭いホッケーでいきたい。1次から2次までは1週間あったが、次からは試合日程がつまってきているので、悪い点は試合で修正していきたい。一度調子を崩すと立て直すのが難しいのでがんばりたい。更に、ちょっとチームに元気がないので、もっとはつらつにやってもらいたい」 |
[2003年秋季4次トーナメント] |
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