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ホーム アイスホッケーホーム '04 関東大学選手権 '04 関東大学選手権・結果+ベスト6

決勝・善戦するも早大に惜敗
氷上に 法大の凱歌はあがらず


第53回関東大学選手権大会 決勝 
VS 早稲田大学
4月29日(木) 会場:東伏見アリーナ

    
・・・ TOTAL ・・・

(29)
法政大学
1
(8)
1P 2
(10)
    
(29)
早稲田大学
3
(11)
2P 4
(7)
1
(10)
3P 2
(12)

*( )内はシュート数を表示しています。


・・・ GOALS ・・・
チーム ピリオド 時間 ゴール アシスト アシスト
早 大 02:32 #27楠木辰英 #11西脇雅仁
早 大 02:45 #5小川勝也
法 大 06:28 #6山田佑哉
早 大 00:10 #11西脇雅仁 #27楠木辰英
早 大 02:34 #26山之内悠 #24甲野俊也
法 大 05:44 #1西原義宗 #11玉井晴樹
法 大 08:05 #30大澤卓也 #10大日向洋輔
法 大 08:20 #18向坂康弘 #2塚田裕之
早 大 13:11 #13小川将史 #11西脇雅仁 #27楠木辰英
早 大 15:05 #11西脇雅仁 #24甲野俊也 #37宮越悠輔
法 大 08:55 #15 北側勝哉
早 大 10:36 #11西脇雅仁
早 大 11:36 #5小川勝也 #26山之内悠


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<優勝を目指し>
 4月29日、ベンチを埋め尽くした超満員の観客が見守る中、優勝をかけて戦いの火蓋が切って落とされた。第1ピリオド序盤、ペナルティをとられている間に攻め込まれ、ゴール裏から左サイドに回り込んだ早大に先制点を許してしまう。立ち上がりから早大にペースをつかまれてしまったが、T.Oで気持ちをたてなおした法大はパワープレイ中に1得点をあげる。だが、その後も早大の攻撃をかわしながら攻め込むものの、ゴール前には中々入れず1−2とリードされたまま1ピりを終えた。

<反撃開始・・!>
 流れを変えたい法大。だが2ピり開始早々、不意をつかれ2点を追加されてしまった。気がつけば1−4、点差は開いていく。4点目をとられた後、向坂や大日向がゴール前まで詰め寄るが、守りを崩せない。このまま2ピりの主導権は早大に握られたままかと思われた。
 しかし、決勝ということも手伝ってか試合は進むにつれて、当たりが強くなり両チームともペナルティが目立ってくる。そしてそんな中、チャンスは巡ってきた。早大がペナルティで1人欠けた状態になった直後、玉井が打ち込んだパックを西原がゴール前で修正、ゴールネットを揺らしたのだ。この一打から徐々に試合の流れを手繰り寄せていった法大は、この後大澤がゴール、続けて向坂が右サイドから同点ゴールを叩き込み、2ピり中盤、試合は振り出しに戻った。
 3点差から詰め寄り同点に追いついた法大は、このまま勢いに乗って逆転をしたいところ。だが、そう簡単には早大を引き離すことはできなかった。振り出しに戻った試合は、またもや西脇、楠木によるアシストから小川に決められ2度目の先制を許してしまう。さらにペナルティで不利な状況を作り、そこを攻められ 4−6で2ピりが終了した。

<カウントダウン>
 迎えた最終ピり、両校一歩も譲らない。そんなこう着状態を先に破ったのは法大だった。8分55秒、まだ逆転圏内の時間に右サイドから北側がゴールを決めた。あと1点で同点に追いつく。だが、北側のゴールで引き寄せたと思われた試合の流れは、早大の元に戻ってしまう。このゴールの約1分後、立て続けに2点を早大に取られてしまい、5−8と3点に点差は膨れ上がってしまった。1度は追いついた点差を縮めようと、必死に前に出るが時間は無常にも過ぎていき、早大ベンチからは歓喜のカウントダウンがとられ始めた。
 それでも最後まで戦う姿勢を決して崩さない法大。しかしその思いは届かず、リンクには試合終了のブザーが鳴り渡り、続いて早大の校歌がリンクに響いていた。


◆◆  選手と監督のコメント  ◆◆

#35 DF 原豪亮主将・・・
各ピリオドの始めと終わりの5分は注意しようと試合前から確認しあっていたが、やられてしまった。これじゃあ、大事な試合で勝つ事はできない。早く修正していきたい。それと西脇と小川を抑える事が、この試合に勝つ上での一つのポイントになるとは思っていたが上手くやられてしまった。それが悔しい。全体としても、自分達の反則で試合の流れを掴み損ねてしまったのがもったいなかった。これも、これからの大きな課題となると思う。

#15 FW 北側勝哉(副主将)・・・
明大に勝った事で浮かれたりした気持ちは全く無くて、逆に優勝に向けてチームが盛り上がった。だから、試合前から気持ちが切れたりしていたという事は無かった。常にスコアは先制されていたが「まだ勝てる」と声を掛けていた。攻撃面ではシュートのリバウンドを得点につなげるという事を狙っていた。点を取れて良かったがチームとして負けたら意味がない。

#27 DF 林 寛和(副主将)・・・
今日の試合は勝てた試合だったのでくやしい。(DFへの指示は?)ロースコアの予定で、向こうのエースを抑えるはずだった。それがマークをはずされてしまった。それが敗因。優勝が目標だったけど、みんなが頑張ってたんでそれは良かったと思います。(今後の課題と目標は?)点数を取ること。秋は優勝したい。

#33 GK 福澤正勝・・・
今日は(試合)長かった。最初から流れにのれなかった。全体的に良くなかった。点の取り合いになると勝てない。うちは守って守ってカウンターで入れるから。 (今後について)1から立て直します。(ポジション争いの)危機感はあります。GKは他にも二人いるから。

#18 FW 向坂康弘・・・
勝てない試合ではなかった、追いつけると思っていたので。(今季を振り返り)よくできた方だと思う。思ったよりもまとまってできた。(今後の修正点は?)点数をとられていくとつらいので、ロースコアの試合運びにできるようにしたい。

大北コーチ・・・
早稲田は強いとは思うが、勝てない相手ではない。自分たちのリズムでうちのホッケーができなかったのが敗因。「ロースコアから早いカウンターで攻める」これがうちのホッケー。これがができたのは、4-1から4-4に追いつくまでの間だけだった。でも、選手たちはよくやった。 これから、みんなでミーティングをして、何が足りないかを知り、みんなで強化していく。自分たちの弱いところと、強みを理解しないと、良くても準決勝止まり。 夏場のトレーニングでは全体の底上げをする。だからレギュラークラスのポジション争いも激しくなる。みんなでレベルアップをしていく。

斉藤監督・・・
(今日の試合はどういった展開にもっていきたかったか)準決勝の明治戦がベスト。守りを中心にロースコアがウチの戦い方だと思うので。点の取り合いは避けたいが流れとしてそうなってしまった。エースを止められなかった。(1P、2失点後のT.Oについて)GK福澤のためにとりました。経験不足もあるし、T.Oをとることで立て直したかった。(敗因は)現時点では全てにおいて負けていたと思う。ただもう1回やったら勝つチャンスはあると思う。この悔しさをばねにオフシーズンをどう過ごすかだと思うので、しっかり体力をつけたり筋力アップをして秋に結果を残したい。 (課題は?)もともと守りから攻めるのがウチのスタイル。GKやFWのチェックの守りにつながる。今後もこれを徹底したい。レギュラーも、また新しく練習試合などを通してチーム内で戦わせて決めていく予定です。

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延長、そしてPSの末に、難敵・明大を破り
法大は決勝進出 決定!!



第53回関東大学選手権大会 準決勝 
VS 明治大学
4月25日(日) 会場:東伏見アリーナ

    
・・・ TOTAL ・・・

(29)
PS = 3 ◯

法政大学
1
(11)
1P 0
(14)
    
(57)
PS = 2 ×
明治大学
0
(7)
2P 2
(20)
1
(10)
3P 0
(18)
0
(1)
OT 0
(5)

         *1:( )内はシュート数を表示しています。
         *2:PSは、第3ピリオド終了後の延長ピリオド(OT)で、さらに同点の場合に行われるゲ
            ームウィニングショット(両チーム5名ずつのペナルティショット)を表示しています。



・・・ GOALS ・・・
チーム ピリオド 時間 ゴール アシスト アシスト
法 大 19:09 #15 北側勝哉 #27 林 寛和
明 大 02:26 #14安部竜太 #2 外崎 潤
明 大 06:21 #21木元貴士 #13青柳敦史 #71浅利拓
法 大 13:26 #30大澤卓也 #10大日向洋輔 #15北側勝哉


・・・・ PS ・・・・
先攻チーム
<法大>
選手名 得点数 選手名 後攻チーム
<明大>
#15北側勝哉 −1 #14安部竜太
× #30大澤卓也 −1 #19 石岡 敏 ×
#10大日向洋輔 −2 #2 外崎 潤
× #19 平塚 翔 −2 #11鈴木雅仁 ×
#1西原義宗 −2 #13青柳敦史 ×

<< 法政GK = #33福澤正勝 : 明治GK = #1 越智隆一郎 >>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<決めた先制ゴール>
準決勝、宿敵・明大との対戦。第1ピリオド、明大の激しい攻撃を受けるもののなんとか守りきり、終了間際に#27・林からのパスを受け#15・北側が左サイドから先制点をゴールに押し込んだ。第1ピリオド先制した法大は明大の猛攻撃を受けるも点を取らせず、リードを守りきった。

<チャンスを待って>
 しかし、2ピリ開始直後、明大のパワープレー中に同点とされ、さらにその4分後、ゴール前に詰め寄られて1点を追加される。なかなか前に運ぶことができなかったが、後半に入り法大も負けじと明大ゴールを襲うが、追加点を入れられず1−2で折り返した。3ピリに入り互角の勝負が続く。ここで点を決めなければ先のない法大。サイドから攻めるがゴール前に選手が入れず、点につながらない。13:26明大にできた一瞬の隙をついて大澤がついに同点ゴールを決めた。その後、何度かチャンスはあったものの決められず、同点のまま3ピリが終了。 

<氷上に響いた歓声>
 勝敗が決まらなかったため、4対4の5分間のサドンデス方式の延長戦へ。両校一歩も引かず、明大#22曽山のシュートをGK福澤がキャッチして延長戦が終了した。  ここでも決まらなかったため、ハーフラインからのPS戦となる。先攻は法大。法大が決めれば明大も決める。明大が守れば法大も守るというように4番手が終わった時点で2−2の同点。最後の勝負は西原とGK福澤に委ねられた。西原は冷静にゴール前まで詰め、鮮やかなシュートを決めた。明大の選手が法大ゴールへ走りこむ。会場中に緊張が走り、その1秒後大歓声が起こった。福澤が見事パックをキャッチしたのだ。この瞬間、法大の決勝への道が開けた。



◆◆  選手と監督のコメント  ◆◆

#35 DF 原豪亮主将
DF陣の課題があったんですが、セットごとの役割をもって失点を減らそうと気合を入れました。今日は2点に抑えられたし、FW陣を信じていた。GKの福澤も調子良くて、信用してたし任せることができた。大分助けられました。(OT、PSについて)PSの練習はあったけど、あんまり入ってなくて不安だったんですが、ここって時にやれる奴らなんでベンチで信じて見ていました。(決勝に向けて)今日のように失点を少なくしていけば大丈夫だと思います。

#33 GK 福澤正勝(OT、PSとゴールを最後まで、守りきった)
明治に勝つのみ、の気持ちで向かいました。OTは心臓が飛び出そうでした。(3Pの同点弾について)まだいける、と思いました。みんなも良く守って、DFとの連結もよくとれていた。(PSについて)1人目・・・先攻でうちが入れてくれたから良かった。5人目も入れてくれて、自分が「止めたら勝ち」と思って最後、頑張りました。(止めた時の気持ちは?)最高でした!今まで明治に勝てなくて、今日勝てたってのはすごいことだと思うので、この勢いにのって早稲田に勝ちたい。

#15 FW 北側勝哉(PS・1回目を見事ゴール)
(今日の調子は?)結構よかったです。(先制点を決めましたね)最初に点が取れてよかったです。良い調子でいけました。(PSの際に最初に決めましたが)必ず決めると思っていたんで、ちゃんと決められてうれしかったです。(シュートを決めた後、ポーズをしてましたが)あのポーズは伝統なんです(笑)(29日の決勝戦に向けて)今日は勝つことが出来たが、今日の勝利が最終目標ではない。これからも練習してチーム力をつけてがんばっていきます。

#30 FW 大澤卓也(3Pで同点ゴールを決める)
(今日の調子は?)まぁまぁ。(チームとしては)悪くなかった。(同点ゴールを決めたときの気持ちは)うれしかった!(PSをやる前の心境は)すごく緊張した。(明治の速攻について)きつかったけど、そこは頑張りどころだったんで。(決勝戦について)(今年の早大は)強いです。明治戦と同じようにいくしかないです。勝つつもりでいきます。

#10 FW 大日向洋輔(PS・3回目を見事ゴール)
(今日の試合について)絶対に勝たないといけない試合だった。勝つのは法政と決まっていた訳ではないが、みんな勝つと信じていた。(決勝戦、早大について)去年より強いイメージ。チャレンジャーの気持ちで、胸を借りるつもりで頑張ります。

#1 FW 西原義宗(PS・ラストを決める)
今日の試合は(全体的に)疲れました。PSでは5本目だったので少し緊張しました。決めた瞬間は先行ということもあり素直に喜べなかったのですが勝利が決まった瞬間は嬉しかったです。後はとにかく優勝をするだけです。


斉藤監督
(2回戦からから1週間ありましたが)明治戦に向けて、今日の試合通りの展開を理想として、ロースコアの試合,少ないチャンスを狙って練習して来ました。(練習の雰囲気は?)ウチは死に物狂いの、勝ちたい一心できつい練習をしてきました。あんなにきつい練習をしてきたんだから(うちが)勝てるよ!と言って皆を送り出しました。(明治は)強い、ただ点の取り合いになったら負けるし、ペナルティが多くても負けてしまう。たんたんと、静かな試合がうちのペースだと思うので、少ないチャンスを待っていた。
(そして3P13分に大澤が同点弾を決めましたが・・・)あれ以上、15分とかになってたら焦ってたので、ギリギリのところで決めてくれた。(OTについて)OTとPSとどっちがいいのか迷った。OTで決めちゃいたかったが、ウチは基本が守りなので、攻めに賭けるよりはチャンスを待った。(PSについて)あの5人と#21佐藤伸樹の6人から選びました。先攻で北側が決めてくれたので、先手になって後にプレッシャーをかけられた。最後は福澤がやってくれました。(決勝、早稲田のイメージは?)DFが強い明治に比べて、早稲田はFWが強い。アタッキングゾーンで常にやれるようにしたい。今日の接戦を制したという勢いにのっていってもらいたい。


◆◆◆  次回の対戦予定  ◆◆

決勝 対早稲田戦 4月29日16時30分開始
会場は東伏見アイスアリーナ (西武新宿線東伏見駅から徒歩1分)


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初戦・東海大を振り切り、2回戦突破・・・
法大は準決勝へ!!

第53回関東大学選手権大会 2回戦(シードのため2回戦から)
 VS 東海大学
4月15日(木) 会場:東伏見アリーナ


・・・ TOTAL ・・・
*( )内はシュート数を表示しています*
6
(54)
法政大学
0
(16)
1P 1
(9)
3
(24)
東海大学
3
(22)
2P 1
(6)
3
(16)
3P 1
(9)


・・・ GOALS ・・・
チーム ピリオド 時間 ゴール アシスト アシスト
東海大 13:31 #11岡野宏 #7佐藤和人 #3工藤太郎
法 大 02:33 #10大日向洋平 #1西原義宗
東海大 05:49 #7佐藤和人 #11岡野宏
法 大 07:06 #15北側勝哉
法 大 16:09 #19 平塚 翔 #17佐藤裕幸
東海大 01:08 #3工藤太郎 #11岡野宏
法 大 04:29 #27 林 寛和 #19 平塚 翔 #17佐藤裕幸
法 大 05:01 #15北側勝哉 #10大日向洋平
法 大 19:04 #1西原義宗

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<手探りのスタート>
 入り口のドアを抜けるとひんやりとした、いつもアイスアリーナで感じる空気のもとで新しいメンバーと共に法大アイスホッケー部の新たなシーズンが始まった。今回の試合は本来11日の開催だったのだが整備上の問題からリンクに溝ができるというアクシデントがあり、試合は一度延期になり、改めて15日に行われた。

  去年の成績から法大はシード権を得ており、慶大と東海大が戦う一回戦の勝者が相手になる。勝ち上がってきたのは東海大。もう相手は1戦こなしてからになるが法大にとっては初戦になる。言うまでもなく、初戦というのは難しい。それぞれの実質的なコンディションというのは公式戦が始まらないと分からない部分も多いし、何より「チームスポーツ」いうもの自体が複雑に色々な要素が絡み合い、結果が出るものなので、やってみないと分からないというのが本音だろう。そして、そんな難しい心理状態の中で試合は開始した。   

<苦しい展開の中で>
  序盤から激しい当たりが展開される。両方が探り合いという雰囲気ではなく、少し入れ込んでいるようにも感じられた。冷静に試合の主導権の争うよりも目の前の相手に対する闘争心の方が勝っていたようだ。ファウル先行の展開で時間は経過する。先制点は東海大に生まれる。平塚と向坂をファウルトラブルで失っている時間帯に上手く繋がれ、ディフェンスにズレができた所をゆっくりとした、しかし確実にコースを狙ったシュートで入れられた。1ピリはこのまま終了する。中止となった前日の試合でも1ピリだけだったものの内容は押され気味であった。今回も試合の主導権は握られたかと思いきや、2ピリ開始早々に東海大もファウルトラブルで2人を失い、その隙に1ピリに先制されたシュートと同じような形で西原のアシストから大日向が同点弾を叩き込んだ。この後にすぐ突き放されるものの、北側が即座に再び試合を振り出しにするシュートを決める。加えて平塚が2ピリ終了直前に追加点を決め、逆転に成功する。3ピリに入るとすぐに追い付かれるものの一挙に3点を追加して試合終了。

<シーソゲームの果てに見えたもの・・・>
  終わってみれば危なげないように見えるが実際にはシーソーゲームだったように見えた。ただ林が4点目を決め、北側が5点目を決めた時に東海大の選手達からは諦めの色が窺えた。勝敗を分けたのは土壇場で得点する事ができるかどうか。という事だった。今日の試合では2度も先制された状況から追い付き、逆転したという事に法大の底力を感じた。次は明大戦。


◆ 選手・監督の試合後のコメント ◆

#35 原豪亮主将 ・・・
先日の試合中止から「気持ちを作り直そう」とチームで話したが1ピリは空回りして流れが悪かった。1ピリ後に、DFは考え過ぎないで簡単にパスを捌こうと言われ、チームとしてもっとシンプルにゴールに向かおうという考えを確認した。それが2ピリの3点に繋がったと思う。正当なチェックでもファウルを取られたりして中々法大の流れで試合を進められなかった。ああいう事は明大戦では許されないし自分達のペースが乱れるから、これからは気をつけて控えていきたい。

#33 福澤正勝(GK) ・・・
(15日の初戦が延期になったことで、影響は?)なかったです。逆に落ち着いて試合ができました。(今日の試合を終えて?)まぁまぁ。危なかったですが。 (3ピリ開始直後、同点に追いつかれましたがその時はどう思いましたか?)「負けるかな」って頭を過ぎりました。(次は明大戦ですが、今年の明大はどうですか?)強いです…。今のままじゃヤバイです。あと10日間あるので、そこできちんと立て直します。絶対勝ちます!!


斉藤監督 ・・・
(11日の試合が中止となりましたが)1ピリで0−0という満足のいかない状態での中止。「君らのためになったと思って次回、力を見せ付けよう」と選手達に話した。だが、今日の試合の1ピりの時点では負けてしまっていた。各チーム、スキルの差がなくなってきていることは感じている。ただ、今日大差で勝って明治戦にむけて気持ちにゆるみができるよりは、苦しんだ分、次に気持ちをしっかりもって臨めると思う。次までに問題点・修正点をなおしたい。(問題点・修正点とは?)得点力をあげるパターンの確立。学校の都合で今日出れない者もいた。セットを固定してコミュニケーションをとっていきたい。(後半、得点が多くあげられましたが)シュートで崩していくという支持を出していい感じに変わっていきました。(ディフェンスについては?)いい動きはしていた。3失点も崩されて取られたわけではないから心配はないが、自分達でピンチを作ってしまった。明治はチャンスを与えたらすぐ失点につながると思うのでピンチは作らないようにしていきたい。


◆◆◆  次回の対戦予定  ◆◆
準決勝 対明治戦 4月25日17時開始
 会場は東伏見アイスアリーナ


◆◆選手名簿+新入生情報はこちらから◆◆




     [2003年関東大学選手権] [2003年秋季リーグ戦(1次)]
[2003年秋季リーグ戦(2次、3次)]
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