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カジノ法案修正を協議
[2014年10月16日10時11分]
カジノ合法化を目指す超党派の「国際観光産業振興議員連盟」は16日午前、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の修正をめぐり、国会内で総会を開いた。ギャンブル依存症の増加への懸念を踏まえ、日本人の利用に資格要件を設ける規定を盛り込む方向だ。議連は今国会での成立を目指すが、民主、公明両党内には慎重論も根強い。
資格要件については、ギャンブル依存症の人や多重債務者が利用できないようにすることが念頭にある。詳細は政府に検討を促す。推進法案の早期成立を図り、課題は先送りする思惑がある。
議連には自民、民主、維新の党、公明、次世代の党、みんなの党、生活の党の議員が参加。推進法案は、自民党と日本維新の会(現・維新の党)、生活の党が昨年12月に議員立法で提出し、継続審議となっている。(共同)