ルールの異なる3戦で競われたが、1戦目（6人対6人　半荘2回の平均順位勝負）はスターティアが先勝。続く2戦目（2人対2人　先鋒・次鋒・副将の3試合で2試合先勝）は先鋒戦、次鋒戦ともにCAが制して勝利、成績をタイに持ち込んだ。最終3戦目の大将戦はCA藤田氏、スターティア櫻井の直接対決が実現。藤田氏、櫻井の両エースが実力を見せる展開は、オーラス突入時でスターティア9000点リードの大接戦。最後はスターティア笠井専務が上がりし、勝負を決めた。

　勝利したスターティア櫻井は「今回は社内で頭のいいメンバーを集めたので、負ける気はしませんでしたが、実際にはやっぱりしびれましたね。藤田さんは手も入るし、あれだけツモ上がりできるものでもない。強いです」と振り返っていた。また企業対抗戦で連敗となったCA藤田氏は「破竹の3連勝だったのですが…。来週のセガ戦はなんとか頑張りたい」と気持ちを切りかえていた。CA麻雀部の通算成績は3勝2敗となった。

　◆麻雀企業対抗戦　CA藤田氏が、麻雀最強戦2014（竹書房主催）で優勝したことをきっかけに、今年2月に行われたCA麻雀部対博報堂からスタート。競技ルールのもと、企業の名をかけた真剣勝負の団体戦がファンの間で話題となり、CAへの対戦依頼も殺到している。