半荘3回で行われたプレーオフでは、2回戦で角谷が＋61.3の大トップ。他の2戦を2着、3着にまとめ、トータル＋83.9ポイントで逃げ切った。「今日はとてもツいていました。決勝は強い人ばかりですが、僕は人によって打ち方を変えるタイプではありません。決勝でも自分の麻雀ができればと思います」と、静かな闘志を燃やしていた。

　プレーオフのは1位角谷＋83.9、2位今村＋33.6、3位楠橋思（最高位戦日本プロ麻雀協会）▲47.3、4位ASAPIN（初代天鳳位）▲65.2。

　京都グリーン杯は予選3組で行われ、ポイント上位2人が決勝へ。3～6位がプレーオフを行い上位2人が決勝進出する。対局数はいずれも半荘3回。決勝では成績に応じて総額20万円が対局者に贈られるほか、技能・殊勲・敢闘の三賞にもそれぞれ2万円、3連勝かつ1人浮きには10万円など、さまざまなパターンで賞金が出る大会となっている。

　プレーオフを終え、決勝は予選総合1位のサイコロ太郎（日本プロ麻雀協会）、同2位の西村揚平（麻将連合）、角谷、今村の4人で行われることが決まった。

　決勝は7月10日午後8時から放送される。放送URLはhttp://live.nicovideo.jp/gate/lv224856906。大会公式サイトのURLはhttp://www.jan39.com/greencup/。