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麻雀世界大会 日本の鈴木プロは準優勝

[2015年12月6日23時19分]

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<ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM)>◇6日◇決勝◇ザ・ヴェネチアン・マカオ

 世界最大級の麻雀大会「ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM)」の決勝が6日、ザ・ヴェネチアン・マカオ・リゾートホテル(マカオ)で行われ、日本から出場した鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)が日本人として最高となる準優勝に輝き、大会合計で29万3263香港ドル(約466万円)を獲得した。

 同大会は07年に第1回大会が開催され、今回で4回目の開催。参加者のエントリー費を、成績(順位・点数)に応じて、上位成績者が獲得するシステム。世界各国から221人、日本からも30人以上が参加していた。鈴木は5日の初日、32人までが残る予選を27位で通過すると、続く6日は尻上がりに調子を上げ、残り16人となった準々決勝、残り8人の準決勝でいずれもトップ通過。決勝では中国、香港、台湾の選手相手に苦戦が続き最下位だったが、オーラス前に2位に浮上。2位タイのまま終局を迎えたが、大会通じての獲得ポイント差で準優勝となった。対局後は「最後はあまり手が入ってなかったのですが無理矢理手を作りにいきました。精いっぱいやった結果がこれだと思います。もし次回あれば是非参加したいと思います」と、早くも次回での優勝を目指していた。

 その他の日本人選手では、多井隆晴(RMU)が12位、片山まさゆき(麻雀漫画家)が29位と、日本人選手の健闘が光った。

 ◆ワールドシリーズオブ麻雀(WSOM) 毎回200~300人が参加する世界最大級の麻雀大会。今年で4回目の開催となり、来年の開催も決定している。ルールは日本で親しまれているものと似た部分はあるものの、役の構成など異なる部も多い。08年の第2回大会では、青野滋(101競技連盟)が決勝に進出、4位に入った。今回は日本でもオンラインゲーム予選やアマチュア予選・プロ予選が開催され、有名プロや著名人が本戦トーナメントに参加した。

 ◆鈴木たろう(すずき・たろう) 1973年(昭48)10月4日、茨城県出身。かつて日本プロ麻雀棋士会に所属してたが、05年に日本プロ麻雀協会に転属すると、同団体最高峰のタイトルである「雀王位」のタイトルを昨年まで3期連続、通算では4期保持したほか、多数のタイトルを獲得している。

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