足木は2位の手塚紗掬（日本プロ麻雀連盟）とともに、第3回姫ロン杯チャンピオンシップの出場権を獲得した。前回優勝の七瀬真実（日本プロ麻雀連盟）は3位、長内真実（日本プロ麻雀連盟）は4位だった。

　ウマ・オカ無しの素点だけで2戦合計を競う決勝戦。1戦目は長内、手塚がリードする展開だったが、足木が南2局にハネ満をツモって逆転。4万5800点のトップで終えた。

　2戦目の東2局、追いかける手塚がドラ単騎のチートイツリーチをツモ（1万8000点）。優位なポジションにいた足木だが、「このアガリで目が覚めて、いつも通りの攻撃的な自分を取り戻せた」と気を引き締め、立て続けにリーチ攻勢。東3局の親では裏ドラ3枚を乗せて1万8000点をツモリ返し、2戦目もトップの4万9300点。2戦合計9万5100点で優勝を決めた。

　第3回姫ロン杯の第2戦となる「麻雀カボ　オーロラカップ」は2016年1月20日（水）19時からニコニコ生放送で配信される。

　◆第3回姫ロン杯麻雀リオダイヤモンドカップ　予選3組、13名の女流雀士で戦われる。 各予選の1位と、ディフェンディングチャンピオン七瀬真実を含めた4名で決勝を行い、チャンピオンを決める。 決勝の上位2名は、姫ロン杯チャンピオンシップへの出場権を得る。　（麻雀ウォッチ）