麻雀 ニュース
米崎が逆転V/カボオーロラカップ
[2016年2月15日11時4分]
<第3回姫ロン杯 麻雀カボオーロラカップ>◇12日◇決勝◇レステックスタジオ
総勢52人の女流雀士が参加する、一大麻雀ツアートーナメント大会「第3回姫ロン杯」の第2戦「麻雀カボオーロラカップ」の決勝戦が12日行われ、米崎奈棋(日本プロ麻雀協会)が優勝した。
全2回戦で行われる決勝戦。1回戦は東場をディフェンディングチャンピオンの田中智紗都(日本プロ麻雀協会)と西城凛(日本プロ麻雀協会)がリードしたが、米崎が南1局の親で連続の一発ツモ。このアガリで一気に5万点を超え、リードを守ってトップで2回戦へ突入した。
2回戦では、東3局に田中がハネ満をツモって米崎を追いかける。1回戦ラスの大崎初音(日本プロ麻雀協会)は南1局の親でハネ満をツモって上位との差を詰めた。南2局では田中が3ピン単騎のチートイツを一発でツモってついに米崎を逆転。南3局では大崎がフリテンリーチでハネ満をツモって、オーラスへ。米崎はこの半荘耐える展開が続き持ち点は8200点まで減らされたが、最後は「リーチ・ピンフ・三色・ドラ2」のハネ満をアガリ、再逆転。昨年、田中に予選で敗れたリベンジを果たした。
米崎と田中は、上位2人に与えられる姫ロン杯チャンピオンシップ(4月開幕)への出場権を獲得した。田中は姫ロン杯2連覇へ向け「今日は自分らしくないところがあったが、次は頑張ります」。初出場となる米崎は「初めての姫ロン杯でも良い麻雀を見せたいと思います」と意気込みを語った。
決勝結果(2戦合計)は米崎奈棋6万6500点、田中智紗都6万900点、西城凛3万8500点、大崎初音3万4100点。
◆第3回姫ロン杯麻雀カボオーロラカップ 予選3組、13名の女流雀士で戦われる。 各予選の1位と、ディフェンディングチャンピオン田中智紗都を含めた4人で決勝を行い、チャンピオンを決める。決勝の上位2人は、姫ロン杯チャンピオンシップへの出場権を得る。 (麻雀ウォッチ)