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麻雀界に新プロ団体 契約料制で7月開始

[2016年5月26日10時20分]

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7月のリーグ開始を目指すOUTREACH

7月のリーグ開始を目指すOUTREACH

 麻雀(マージャン)界に新たなプロ団体が誕生する。浪江克氏(元日本麻雀協会)が代表を務める新団体「OUTREACH(アウトリーチ)」が発足することが、25日までに分かった。麻雀を通じてプレーヤーの人間性や社会性の向上、麻雀の普及・発展を目的としたもので、7月からリーグ戦のスタートを目指す。麻雀ブーム復活の気配漂う中、新風が吹き込むことになった。

 麻雀プロ活動団体、OUTREACH。所属するプロが「麻雀を打つ」のは、他の団体と変わらないが、その仕組みは大きく異なる。他団体は、プロが会費を払うことで、初めて所属が認められる。大会の賞金やテレビ出演などのギャラが得られるトップクラスはいいが、それ以外のプロは「麻雀を打つ」だけでは暮らせず、別に仕事を持っている人が多数派なのが現状だ。その中で、貴重な収入源になっているのが、麻雀店に訪問する「ゲスト」と呼ばれる営業活動。OUTREACHは、このゲストに焦点を当てている。

 OUTREACHは、Aプロ・Bプロと契約を2段階に設定した。Bプロには月々一定の契約料を支払う代わりに、団体を支援するチェーン店「ZOO」に一定日数、ゲストとして派遣する。その上で副業を禁止するなど「麻雀一筋で稼ぐプロ」を誕生させるわけだ。リーグ戦の成績や人気、麻雀に関するスキルの高いプロは、Aプロへと昇格。契約金もアップするという。他団体同様に、リーグ戦での賞金もあるので、プロが理想に掲げる「麻雀を打つことで生きていく」ことを、実現させようというわけだ。金額の大小はあれど、仕組みとしては将棋や囲碁のプロの世界に近づいた格好だ。

 ゲストとしての活動内容にも工夫が見える。一般的なゲストの活動は、一般客と同様に卓につき、その店のルールで、契約した時間まで対局を重ねる。一方、OUTREACHでは、麻雀店ではタブーとされている後ろからの見学を自由とし、純粋なゲームとして来場者と対局する。来場者の途中参加・退場も自由にするなど、気軽に楽しめる利点もある。さらに、定期的にプロによるセミナーなどを開催するなど、実戦同様にアマチュア雀士のスキルアップを促す取り組みが多いのも特徴だ。団体が主催するリーグ戦はプロアマ混合で、ランキングもつける予定だ。

 産声を上げた新団体。まずは所属するプロのスカウト活動を行い、初期として100人のスタートを目指す。業界内での存在感を示すために、オープン大会などには積極的に参加していくという。ゲーム業界にも「プロゲーマー団体」が誕生しているが、ここからカリスマプロが誕生すれば、その時は新風どころか台風になる。

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