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及川奈央「品のある打ち方がすてき」

[2014年9月12日10時50分]

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「品のある打ち方をされる方が好き」と答える及川奈央

「品のある打ち方をされる方が好き」と答える及川奈央

 9月15日、10月13日の2日間で行われるアマチュア競技大会「社会人麻雀団体リーグ」に、タレント及川奈央(33)がゲスト参戦する。5歳から家族麻雀で鍛えられ、近年ではテレビ対局などにも参戦。月に1回、ファンと麻雀で交流するイベントも開催している。業界初となる“社会人団体対抗戦”を前に、自身の麻雀感や、麻雀をする男性についての思いを聞いた。

 物心ついたころから牌に触れていた及川。最近ではオンライン、アプリでのファンが多い中、自他ともに認めるリアル派だ。

 及川 牌が好きで、いつも触っていました。中でも「白」がツルンツルンして好きでしたね。4人家族でお正月や夏休みにやっていて、その時に教えてもらったのがきっかけです。手積みから覚えたせいか、牌への思い入れがあるんですよ。握るとホッとするというか。

 なかなか同世代で楽しむことはなかったが、社会に出ると仲間も増え、ここ数年は仕事として打つことも増えた。

 及川 ここ何年かは機会が増えましたね。毎月、ファンの人と麻雀するイベントもしていますし。初めて会う方同士のコミュニケーションとして、麻雀というお互い共通のものがあるのは、すごくいいなと思います。相手をまったく知らなくても、卓を囲めば会話も生まれるし。コミュニケーションツールのひとつとして、麻雀をすることができて、本当によかったんと思います。

 会話重視の及川だが、テレビ対局となれば真剣そのもの。特に芸能人同士の対決ともなれば、強運と強運のぶつかり合いだ。

 及川 対芸能人の対局になると、もうバチバチですよ(笑)。大先輩のみなさんと卓を囲むと、手がまったく読めないし、すごい引きの強さだし。私なんかまだまだひよこと思ってしまいます。でも上がれたりすると「すいません」なんて言いながら、心の中ではガッツポーズしたりしてますけどね(笑)。印象深い人は萩原聖人さん。全部読まれているような気がして、こちらが空回りしてしまうんですよ。

 プロ顔負けの実力を持つ萩原には、芸能界における麻雀の師匠として「特訓」を受けたこともある。

 及川 萩原さんにはすごくたくさん怒られたんです。大きな対局があるので「特訓してください」とお願いしたことがあって。その時に「なんでこれを切ったんですか」とか、理由を聞かれたりしたんですよ。その時は「いや、正直なんとなく」とか「勘です」とかしか言えなくて(苦笑)。たくさん教えてもらって、なるほど、こういう打ち方があるんだと勉強にもなりました。教科書どおり打っても勝てるわけでもないし。だから麻雀は深くておもしろいんだと思います。萩原さんに褒めてもらったことは、すごくうれしかったです。

 今では公私とも多くの対局をこなす及川にとって、気になる男性のしぐさがある。それが「牌の切り方」だ。

 及川 すごく品のある打ち方をされる方がいるんです。すごくお強いのに、勝っても負けても穏やかで笑顔で。強打しないから、なんだか牌を丁寧に扱ってらっしゃって。土田浩翔プロとかもおっしゃっていたと思うんですけど、自分の捨て牌も自分の牌だから、自分に寄ってくる牌を丁寧に扱わないと、いい牌も来ないよと。だから、私から見ていて、そういう方は好印象ですよね。

 今回の大会ではゲスト参戦ながら、卓につけば真剣勝負。麻雀ファンとの対戦を楽しみにしている。

 及川 一緒に卓を囲める方は、ぜひ楽しんで打たせてくれたらうれしいです。もちろん真剣麻雀ですけど、一期一会なので楽しめればと思います。

 ◆及川奈央(おいかわ・なお) 81年(昭56)4月21日、広島生まれ。00年から芸能活動を開始し、映画・舞台からバラエティ番組など、幅広く活動。麻雀関連では対局番組のほか、Vシネマにも出演している。161センチ、A型。

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