波瀾（はらん）万丈の3時間だった。スポーツ紙・夕刊紙計5社による対抗戦。他社の様子は終了まで分からないルールのため、どこまで攻めるべきか分からない。とはいえプラスで終えればチャンスはある。そう心に決めて、パソコンの前に陣取った。ところが待っていたのは、初当たり確率1/319.7を超える、389回転のややハマリ。とはいえ、5図柄ぞろいからエクストラボーナス（16ラウンド）に移行。なんとか「ニイイチンスラッシュ」に突入し「ここから巻き返しだ！」と気持ちを切り替えた時に、ハプニングが待っていた。

　ラッシュ突入早々に、大当たりをにおわせる演出が発生。そのまま2回転で大当たりし「よし、まずは連チャンだ」と安心しきっていた。だが、液晶に表示されたのは、ヘソ入賞時にしか出てこない伝承試練ボーナス。「？？？」。そう、実はこの当たり、せっかくSTに入れたにもかかわらず、ヘソ入賞で残っていた保留で当たったのだ。そして結果は通常大当たり。待望のSTはわずか2回転と1セットで終わってしまった。

　このままでは終われない。時短100回の伝承試練モードに挑むと、83回転目でバトルに発展。ここで当たれば、ST復活だ。願いを込めてボタンをプッシュ！「朋友の文句は俺に言え」。会心の決めぜりふも出現し、見事引き戻しに成功、16ラウンドをゲットした。ここからは、蒼天の拳本来の力が十分に発揮され、初当たり、引き戻し含め6連チャン（16ラウンド×4）を達成。100回時短を抜けた後、計131回転目で6ラウンド通常を引き当てたが、その後は当たりなし。計958回転、＋1000玉を確保したところで終了した。

　サミーネットワークス社から届いた結果は、可も不可もない3位。1万発オーバーの東スポWebは、時間と出玉を考えれば、スタートダッシュを決めて、そのまま逃げ切りだったのだろうか。初当たりがもう少し早ければ。最後に引いた大当たりでST突入していれば。パチンコのタラレバを言い出せばきりはないが、次回があれば果敢に攻めて優勝を狙いたい。

　1位　東スポWeb　1万574発

　2位　SANSPO.COM　2980発

　3位　ニッカンスポーツ・コム　1000発

　4位　zakzak by 夕刊フジ　－1430発

　5位　スポニチAnnex　－8427発

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