右肘靱帯(じんたい)修復手術からちょうど1年を迎えたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、メディアが取材に入れなかった午前中にブルペンへ。球団によると、スライダーなど変化球の割合を前回の投球練習より少し増やし、25球を投じたという。

 見守ったブロケール投手コーチは「スライダーは鋭く、捕手の手元で曲がっていた。攻めの姿勢を見せていたし、どんどん良くなっている」と感想を口にする。

 ダルビッシュはキャンプ施設を去る前に「記念すべき1年。楽しかった」と言い残した。前向きなリハビリで充実する心の内がうかがえた。