マリナーズ岩隈久志投手(35)はエンゼルス戦に先発し、6回1失点と好投したものの、6点リードの9回裏に救援陣が炎上。一挙7点を奪われて逆転負けし、岩隈の今季初勝利は逃げていった。

 まさかの結末だった。マリナーズは9回裏、フィエンとディアスの救援2人が大乱調。プホルスの本塁打など5安打と計4四球で7点を奪われ、壮絶な逆転負けを喫した。

 6回まで最少失点に抑えた岩隈だが、今季初勝利はおあずけ。それでも「これが野球だなという形になりましたけど、自分自身としてはしっかり投球ができたので、良かったなと思う」と、さばさばと振り返った。

 5回まで被安打は、WBCオランダ代表シモンズのソロのみ。「ボールが先行し苦しい部分があった」と言いながらも、計2安打しか許さなかった。

 今季2試合12回を投げて自責わずか3。防御率2・25はエース・ヘルナンデスの4・09をしのぐ。「粘り強くゲームをつくっていけば、勝てるチャンスが出てくると思うので、こういった投球を続けたい」。数字以上にチームの信頼は増すばかりだ。