ツインズは17日、ポスティングシステム(入札制度)で独占交渉権を得ていたロッテ西岡剛内野手(26)の入団を正式発表した。3年契約で年俸総額は3年間で900万ドル(約7億2000万円)。4年目は球団が選択権を持つ。

 入団会見は18日午後4時(日本時間19日午前7時)から行われる。関係者によると、ロッテへ支払われる落札金は530万ドル(約4億2400万円)。

 16日にミネアポリス入りして身体検査を受けた西岡は17日、本拠地のターゲットフィールドで「スムーズに来ている。気分よくこのチームに全力を注げると思う」と語った。

 今季206安打を放った西岡は、首位打者と最多安打のタイトルを獲得し、主将としてチームの日本一にも貢献。フリーエージェント(FA)での移籍資格がないため、シーズン終了後に入札制度でのメジャー移籍を申し入れていた。

 ア・リーグ中地区のツインズは今季のチーム打率がリーグ3位と打撃が売り物のチームで、過去10年間で6度地区優勝している。