米マイナーリーグで24日、両軍17人の退場者を出す前代未聞の乱闘劇が起きた。オハイオ州で行われた1A戦で、レッズ傘下デイトンがカブス傘下ピオリアを本拠地に迎えた初回、逮捕者まで出る前代未聞のバトルが繰り広げられた。
引き金は両軍の先発投手による死球合戦。1回裏、ピ軍フリオ・カスティーヨが2番打者の頭部にぶつけて負傷退場させ、一気に緊迫した。カスティーヨはその後、捕球時に激突した味方二塁手を骨折退場させ、4点先制を許すなど「大荒れ」。ドミニカ共和国出身の20歳右腕は冷静さを失い、危険なスライディングをめぐって両軍監督の口論がエキサイトすると、デ軍ベンチに向かってボールを投げつけた。
これを引き金に、大乱闘に発展。収拾が付かず、10分近くも続いた。しかもカスティーヨの「危険球」は、ベンチを大きく外れてスタンドの男性ファンを直撃。病院送りにしたため退場処分後、地元警察に暴行容疑で連行された。
メジャーでは84年、ブレーブス対パドレス戦で両軍16人の退場劇がある。試合はその後、厳戒警備の中で行われ、デ軍が序盤のリードを守って6-5で勝利。ただ後味は悪く、デ軍メイスGMは「不幸な事件が起きた。今日の報告をして、リーグ会長の適切な裁定を待ちたい」とする声明を発表した。



