【ニューヨーク26日(日本時間27日)=大塚仁】ヤンキースと松井秀喜外野手(35)との残留問題が、12月7日(同8日)にヤマ場を迎える。キャッシュマンGMは来月3、4日に米フロリダ州タンパでスタインブレナー・オーナー家との会議を行った後、7日からウインターミーティングで各選手との交渉を本格的にスタートさせる方針。同GMは「自分たちの選手と最初に話したい」と松井、デーモン、ペティットの残留交渉を最優先させる意向を示し、そこで方向性が出る可能性が高くなった。
26日付の地元ニューズデー紙は、トレードによる放出がささやかれている大物投手、ブルージェイズのロイ・ハラデー投手(32)に関し、興味を持っているとされるヤンキース、レッドソックスは熱心には動かないだろうと伝えた。ヤンキースは昨オフの大補強が影響し、総年俸を抑える必要があるため、残留問題で精いっぱいの状況。レッドソックスもベケット、ローウェルらが来季で契約切れのため、このオフは資金をセーブする方針だ。
大物選手のトレードはあくまで「ぜいたく品」の扱いで、ヤ軍には3選手の残留問題が先決だ。米国は26日から感謝祭ウイークで大型連休に突入。各球団とも動きは少なく、FA選手との交渉は一時“休戦”。FA市場の動きが活発になる嵐の前の静けさといった状況だが、減俸となる年俸700万ドル(約5億9500万円)前後が予想されるヤ軍の条件提示に、松井サイドの反応が注目される。




