<マリナーズ3-0インディアンス>◇5日(日本時間6日)◇セーフコフィールド
マリナーズ・イチロー外野手(36)が、“ラッキー”なマルチ安打を記録した。インディアンス戦の第1打席で三塁右をゴロで抜いた後の第3打席。2死一塁の場面で二遊間へ打球を転がしたが、これを遊撃カブレラが捕球直後に右足で二塁ベースを踏み、一塁走者はフォースアウトと思われた。しかし二塁塁審の判定はセーフで、イチローの今季48本目の内野安打に。これにはイ軍アクタ監督も猛抗議し、退場処分となった。
試合後のイチローは自身のプレーのことよりも、8回を4安打無失点に抑えたエース、ヘルナンデスをたたえた。この日の快投で30試合219回1/3を投げ209奪三振と、3部門でリーグ1位。また7回以上を投げ1点以下に抑えた試合が12度もリーグ最多。リーグ最低級のマ軍打線だけに、その「奮投」ぶりが際立つ。どんな状況下でも変わらずにプレーし続けるという、自身とも重なる姿勢に水を向けられたイチロ-は「まぁ(自分が)大事にしているというよりも大事にしていない人が多いっていうことじゃないの」と冷淡に返した。
2年ぶりの100敗もあり得るチーム状況で、イチローは9月に入り5試合中4試合で複数安打。あと22本と迫った200安打へ量産態勢に入った。(シアトル=木崎英夫通信員)



