米独立リーグ、ノースアメリカン・リーグのマウイにトレードで移籍した吉田えり投手(19)が移籍後、初登板初勝利に大きな自信を得た。9日(日本時間10日)のエドモントン戦に先発し、5回4安打3四球1失点の好投を見せた。女性がプロのリーグで勝利投手になったのは98年のアイラ・ボーダーズ以来で、史上2人目の快挙。「独立リーグ入りしてから、何とか1勝したいと思っていた。ようやく夢の第1歩がかなった」と喜んだ。今春からスリークオーターに改造した成果で、全81球中、8割がナックルで相手を幻惑した。