レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)の周囲の緊迫感が、さらに高まった。11日(日本時間12日)、ブルペン投球の際に助言された、投手コーチとの間で意見が食い違ったようなシーンが見受けられた。一夜明けた12日(同13日)、マダックス投手コーチは「それは誰にも話す必要がないことだ。Nothing(何もない)!」と貝になった。ブルペン担当のホーキンズ投手コーチも「責任コーチのマダックスに聞いてくれ!」とだけ話し、一連の経緯について説明しなかった。ダルビッシュは晴れやかな表情で調整。次戦の14日のツインズ戦に向けてチャーター機で初の遠征に出発した。(アーリントン=高山通史)