<西武2-1ソフトバンク>◇2日◇西武ドーム

 3位ソフトバンクが4位西武とのクライマックスシリーズ進出をかけた直接対決2連戦の初戦を落とした。

 1-1の8回に4番手ブライアン・ファルケンボーグ投手(35)が先頭打者の栗山に勝ち越しソロを浴びた。背部痛による離脱から約2週間ぶりに復帰、4球目のフォークボールが沈まなかった。直前3試合で47安打を放った打線も5安打とつながらず、5回のスクイズ失敗も痛かった。

 秋山幸二監督(51)はファルケンボーグの失投に「油断だろうな」と苦い顔で、「まあ点を取らないと。チャンスはあった。スクイズ?

 むちゃくちゃ痛いよ。明日だ」と必死に頭を切り替えていた。西武に1ゲーム差と迫られ、3日も敗れると4位へ転落する。