【三浦佳生の言葉】「お値段以上!大出血、大サービスでしょ」マリニン合宿の効果実感

2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)代表の三浦佳生(21=明治大)が、合計271・91点で制しました。

3日のショートプログラム(SP)で首位発進すると、4日のフリーもトップの187・54点。フリーでは2種3本の4回転ジャンプを決め、GPシリーズ第1戦フランス大会(10月23~25日)へ大きく弾みをつけました。

キレ味抜群のSPとフリー後の取材コメントをセットでお届けします。

フィギュア

<東京選手権>◇10月3、4日◇田中貴金属アイスアリーナ◇男子SP、フリー





男子フリー 華麗に演技する三浦佳生

男子フリー 華麗に演技する三浦佳生


フリーを終えて「大人になった」


―演技全体振り返っていかがですか

もう、久々に形になったというか、ここまで荒れない自分もなかなか珍しいというか(笑い)。4回転が3つ決まった時、ちょっと自分でもびっくりしちゃいました。きれいに決まりすぎて、ちょっと時間余っちゃって焦りました。でも状態が良いのを示せたのはもちろんなんですけど、こうやって試合の本番でしっかりそれを出せたっていうのは、今後につながります。これから大きな試合に入っていく上で安心できるというか、ホッとして入れるので、変な気負いもなく、シーズンを送れるかなと思います。

―演技前はどのように入りましたか

今日はとにかくいろんな人としゃべってました。本番前まで。なるべくいつも通りにしていこうと。ちょっとテストも兼ねていて。集中すると、周りが見えなくなりがちなので、それをたくさんの人と話して、6分間練習が終わっても普通に話して。更衣室でも他の男子と話をして、もうラフにいこうと。(中田)璃士の演技も見てはなかったんですけど、歓声を聞きながら「すげえな」みたいな感じで。ノーミスだろうなっていうのはわかっていたので。演技前も普通に拍手していたんですけど。それぐらい自分らしさを出して、普段と同じように変えずにできたかなと思います。

―闘志を出していく感じではなかったですか

そのスタイルは、2、3年前ぐらいに終了しましたね(笑い)。ジュニア上がりのシニア1、2年目は、それで逆にいいのかなと。勝ち気で。とにかく、ジュニア上がりって特にシニアの選手の中では若いじゃないですか。だから元気と勢いでいけるんですけど、だんだんと経験も積み重なっていって。過去の試合の情報とかも頭に入ってくるじゃないですか。だから、過去の自分がこうだったから…みたいなのも、脳裏によぎったりするんですよね。そこで冷静になって、今の自分はこうだというスタイルを見つける。大人になったのかなと思います。ははは。

―五輪を経験したことが大きかったですか


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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。