<中日5-5ヤクルト>◇14日◇ナゴヤドーム

 中日で異例の30歳差リレーが実現した。球界最年長の先発山本昌投手(49)が4回5失点で降板。2点ビハインドの5回から2番手で上がったのは、12年ドラフト7位の2年目若松駿太投手(19)だった。

 父の源(はじめ)さんは山本昌より2歳下の47歳というから、ベテラン左腕の息の長さが分かる。2月キャンプに行ったキャッチボールでは「スピンが効いていて、グラブに入ってから押される感じでスゴかった」と19歳が圧倒されたという。

 その若松は4月10日のプロ先発で4回KOされたヤクルト相手に、7回までの3イニングを9人で抑えるパーフェクトピッチ。リベンジを果たした。